DAY 2
カプリ・アマルフィ
朝食バイキングはそこそこ充実しています。
朝は米派の私にはパンが少々辛いけど、後々行くアメリカに比べるととっても良いです。
経験を積むと、どんどんワガママ(贅沢)になってしまうのですね…
今日はワケがあって7時30分出発ですが、たっぷり寝たし、連泊なので余裕たっぷりです。
ナポリの中心へ戻って来ました。
印象としては車が多い…(笑)
ヌオーヴォ城のすぐ横がマリーナです。
今回は入る事が出来ませんでしたが、ヌオーヴォ城は博物館にもなっているようなので、時間があれば行ってみたかったです。
高速船でカプリ島へ渡ります。
カプリ島に着くと、すぐに船を乗り換えます。
ツアー客全員が乗ってぎっちりな感じですが、かなりスピードが出ます。
あっという間にマリーナ・グランデが遠ざかって行きます。
青の洞窟に近付くと小型の舟が何艘も待機しています。
モーターボートから数人に分かれて乗り換えます。
この乗り換えが揺れるので、海へ落ちやしないかとかなりドキドキします。
乗り換えると1隻ずつ料金を支払って順番待ちをします。
何故、朝早かったかというと、時間が遅くなればなるほど、この行列が長くなって2時間待ちとかになってしまうんだそうです。
ちなみに1番乗りに近かったので、待ち時間はほぼ0。
波のタイミングを見ながら、船頭さんが舟を進めます。
絶対に舟のヘリから手や頭を出さないように言われましたが、写真を見ての通り、船頭さんも寝そべって鎖を手繰り寄せながら洞窟に入って行きます。
中に入って体を起こすと、船頭さんが「後ろを見て!」と叫びます。
振り返ってびっくり😲
入口側が青く輝いています✨
これは感動✨✨✨
右手にカメラ、左手にスマホでビデオ撮影と頑張ってみました(笑)
みんなのテンションの高さがわかるでしょうか?
船頭さんが何か喋っていますが、残念ながらイタリア語なのでサッパリわかりません💦
英語でもわからないんだけどね(笑)
あっという間に青の洞窟観光は終了です😢
ツアーでよく青の洞窟を確実に見れるのをうたっているものがありますが、理由はこの入口の小ささにあります。
波が高いと舟が通れないのです。
なので、比較的海が穏やかな夏に確率が上がり、海が時化る事が多い冬に確率が下がります。
確実に見たいなら夏がオススメです。
マリーナに戻ってカプリ島の観光です。
歩いて行ける距離ではありますが、バスで移動です。
道が狭すぎて、小型とはいえバスなので通れるかドキドキです。
リモンチェッロの専門店に立ち寄ります。
瓶がロングブーツに似せたイタリアの形になっています。
そして絵が全て手描きなので、しっかり吟味して3本購入します。
この時は荷物に重量制限があるなんて知らなかったのです…
税金もね(笑)
添乗員さんに連れられて、ウンベルトⅠ世広場から、ジェラート屋さんなどのお店の間をうねうねと歩きます。
超有名な五つ星「Grand Hotel Quisisana」もあります。
このホテルはトム・クルーズを始めとするハリウッドセレブなどの有名人御用達のホテルです。
右側には香水専門店やホテルなどの建物が並び、左側には庭園が広がっているマッテオッティ通りを歩きます。
庭園の向こうに「Certosa di San Giacomo(Saint James' Charterhouse)」が少しだけ見えます。
回廊のある白い綺麗な教会のようだったので、ちゃんと見れなくて残念😢
少し歩いてアウグスト庭園に入ります。
フリードリヒ・アルフレート・クルップが邸宅を建設するにあたって作られた庭園の中には綺麗な花が咲き、カラフルなベンチがあったりと、きちんと整備されていました。
庭園の奥にある展望台へ向かいます。
ここからは、3つの岩から成る奇岩群「ファラリオーニ」や、つづら折りのクルップ通りの先にある「マリーナ・ピッコラ」が見えました。
羅針盤やタイルに鮮やかに描かれた色々な説明もあって、素敵な庭園でした。
ジェラートの誘惑と闘いながら戻ります。
あまりの暑さに、とうとう途中でジェラートを購入。
レモンの酸っぱさが爽やかで幸せ♡
本当に暑いんです💦
日本と違って湿度が無いのですが、日差しがジリジリと照り付けて辛いのです😢
実は…本当はスペインに行きたくて申し込みしたけれど定員オーバーでイタリアに変更したのですが、添乗員さん曰く、夏のスペインは道路で目玉焼きが焼けるくらいもっと暑くて、お店も休みのところが多くなるのでやめた方が良いとの事。
ちなみに、この添乗員さんは航空会社の事も色々と教えてくれました。
イタリアに直行便のあるアリタリア航空、イタリアの航空会社だから機内食も美味しいだろうなんて思うと大間違い。
誰一人食べきる事の出来ない不味さだとか…
シートもボロボロだったり、乗っちゃいけない航空会社だそう。
後に利用した人の話を聞くことがありましたが、本当にその通りでした💦
タイ航空で良かった!
ウンベルトⅠ世広場からケーブルカーに乗ります。
あっという間に下ってしまい、ケーブルカーを下りると目の前はマリーナです。
あちこちたっぷり観光した気分でしたが、まだ11時半💦
しかも、実はほんのちょびっとの所を見ただけだったので、カプリ島だけで丸一日欲しい感じでした。
ナポリに戻って、ヌオーヴォ城近くのレストランで昼食です。
冷えたBiancoでテンションが上がったけど、サラミとチーズのお皿が出て来て・・・うーん😥
みんな次に出てくるものに不安を感じます💦
しかし、予想に反してマルゲリータは美味しかった!
さすがナポリのナポリピザ!
最後のデザートでまた台無しになったけど(笑)
調べてみると既にお店は無くなっているようですが、致し方ない感じですね。
昼食を食べるとアマルフィへ移動です。
ナポリは電車やロープウェイなど、色々な乗り物があるようです。
教会や美術館もあって、ナポリ見学もしたかったです。
興味があったのはサンテルモ城、サン・セヴェーロ礼拝堂美術館、国立考古学博物館。
山道を抜けると景色の良いFausto Coppi Monumentで写真撮影タイムです。
マリア様がいたのでキリスト教の巡礼地か何かかと思いきや、Fausto Coppiというツール・ド・フランスなどで活躍した選手の記念碑がある展望台でした。
ここからは、びっくりするくらいうねうねの道が続き、海岸線なんだけど景色を楽しむどころじゃありません(笑)
工程表には「アマルフィ海岸のドライブ観光」と書いてあったけど、観光なんて感じじゃないですよ。
具合が悪くなってしまった方が何人かいました。
1人はこの後のアマルフィ散策が出来ないくらい体調不良になってしまいました😢
車酔いしやすい方は酔い止め必須です!
アマルフィに到着です。
カラフルな傘が並び、リゾート地に来た感じ!
あまり泳いでいる人はいなくて、みんな日光浴をしているようです。
汗だくなので、泳ぎたい気分です。
路地を入ると突然広場が現れてびっくり😲
右手に大きな階段があり、その上にアマルフィ大聖堂があります。
階段は上らず、そのままピエトロ・カプアーノ通りをまっすぐ歩き、泉のところで解散して自由時間です。
添乗員さん、なるべく自由時間を多く作ろうと努力して下さるので嬉しいです。
通りを戻りながら、Lacryma ChristiのBiancoを購入。
また瓶が増えていく~(笑)
大聖堂の階段を上がって裏手の方に行った方もいたようですが、私はまたもやジェラート♪
ここで初めて有人の有料トイレに遭遇。
アマルフィ散策もあっという間。
映画『アマルフィ 女神の報酬』を観よう観ようと思いながら観ていなかったのですが、観ていたらもっと違う見方が出来ていたのかもしれません。
そういえば続編の『アンダルシア 女神の報復』もあったはずだけど、スペインに行った時に映画の存在さえ思い出さなかったわ💦
それどころじゃなかった、初めて経験したハズレ旅(笑)
ご興味がございましたら、是非スペイン編もご覧下さい。
海岸線を走ります。
先程までのうねうねとは違って、景色を楽しめます。
伊豆の海岸線と似た感じですかね?
道幅がびっくりするくらい狭くてすれ違いがやっとなので、スリリングではありますが(笑)
そういえば熱海は「日本のアマルフィ」と呼ばれているんでしたっけ。
日本よりも小さい入り江がたくさんあり、そんな小さい所もビーチになっていたり、南イタリアの人の楽しみ方が素晴らしいなと思いました。
イタリアは南の人の方が陽気らしいです。
ミノーリという町に出ました。
ここのカリフォルニア・ビーチにはサッカーコートがあってびっくり!
さすがイタリア!って感じですね。
1つ岬を越えるとマイオーリという町に出ました。
ここはマリーナもあるし、野外劇場もあったり比較的大きな町のようです。
岬の先にTorre Normannaというレストランがあって気になりました。
車じゃないと来れないけど、車だと飲めないし、飲んだら海に落ちそうだな…
どうやって楽しむんだろう??(笑)
エルキエ、チェターラという町を通り抜け、ヴィエトリ・スル・マーレという町に出ました。
教会がフィレンツェのドォーモに似た雰囲気がしていて気になります!
ホテルに戻るとちょっとした事件が…
天井から水が滴り落ちているのです💦
上の階の水道管から漏れ出てしまったようです。
入口付近だったので、ベットや荷物には被害もなく良かったです。
添乗員さんが交渉してくれましたが、代われる部屋がなかったのでそのまま使用。
今日も夕食はホテルでした。