ゆっきー旅行記

DAY 2_PM

9~10世紀の遺跡群

~バンテアイ スレイ・東メボン・プラサット クラバン・プレ ループ~

  • バンテアイ・スレイの東門バンテアイ・スレイの東門 →
  • 参道参道が続きます →
  • 門の内側内側にもレリーフがあります →
  • ナンディンに乗ったシヴァ神とウマの破風ナンディンに乗ったシヴァ神とウマの破風 →
  • 柱柱 →
  • 第一周壁の門第一周壁の門 →
  • 門の扉門の扉? →
  • リンガが並ぶ参道リンガが並ぶ参道 →
  • ラテライトが敷き詰められた参道ラテライトが敷き詰められた参道 →
  • 側の建物参道から左側の建物の方に出てみます →
  • 綺麗に残っている破風破風だけが綺麗に残っています →
  • 参道の最後のリンガリンガはここまで →
  • 番号が書かれた石何の番号? →
  • 参道歩いて来た参道 →
  • 第一周壁の門の中央にあるリンガの台座第一周壁の門の中央にあるリンガの台座、ヨニ →
  • 環濠の向こうに見える中心部環濠の向こうに中心部が見えます →
  • 第二周壁第二周壁は綺麗に残っています →

午後の観光からはアンコール遺跡群になります。
967年に創建された平地式の『バンテアイ・スレイ(Banteay Srei)』です。
赤色砂岩とラテライトでが特徴的なこの遺跡は、陽が当たる午前中や雨の日には一層朱く見え、美しい彫刻もあることから、郊外にあるのに人気のある寺院です。
東門のレリーフも美しく、そこから続く参道も両脇にリンガが立ち並び、中央伽藍を強調させるためのパースペクティブな構図が見事に表現されています。

  • ダブルリンガの台座ダブルリンガの台座を越え、門を抜けます →
  • 踊るシヴァ神のレリーフ東塔門 踊るシヴァ神のレリーフ
    スリット状の窓もこの遺跡だけの特徴があります →
  • 中央祠堂の中中央祠堂の中は暗くて見えません →
  • 右側の経蔵右側の経蔵 →
  • 美しいデバター美しいデバター →
  • 北塔北塔 →
  • 美しいデバターこれも美しいけれど…東洋のモナリザではありません →
  • 美しいデバター美しいけど、これも違う…
  • カーラの上に座るヴィシュヌ神のレリーフ第二周壁の塔門にある、カーラの上に座るヴィシュヌ神のレリーフ →
  • ヴィシュヌ神の妻ラクシュミーがゾウの聖水で清めてもらっているレリーフ上部はヴィシュヌ神の妻ラクシュミーがゾウの聖水で清めてもらっているレリーフ
    下部はガルーダとナーガのレリーフ →
  • 第二周壁の塔門の左横にある建物の破風第二周壁の塔門の左横にある建物の破風 →
  • ナンディン像ナンディン像 →
  • 中央祠堂中央祠堂 ハマヌーンがたくさん配置されています →
  • 美しいデバター東洋のモナリザが見つかりません💦 →
  • 写真を撮る人達みんなよくわからない状態で写真を撮ってます →
  • 経蔵の裏側こんな感じです(笑) →

このバンテアイ・スレイの人気の理由の1つが「東洋のモナリザ」です。
多くの美しいデバター(女神)像が残っていますが、その中でも最も美しいと言われている1体が「東洋のモナリザ」と呼ばれているのです。
そのため盗難事件が相次ぎ、現在は第三周壁の中は立ち入り禁止となっており、遠くから望遠レンズで見なければならないとの事で、今回の旅は普段持ち歩かない望遠レンズのカメラを持参です。

ガイドブックに記載されている場所にそれらしき像が無く、途方に暮れながら、とにかくひたすらデバターを撮りまくります。

  • 東洋のモナリザ東洋のモナリザ →
  • 枠から覗いていますこんなところから覗いています →
  • 東洋のモナリザ美しい… →
  • 美しいデバター美しいデバターはたくさんあります →
  • 美しいデバター全部モナリザで良くない? →
  • 美しいデバターバンテアイ・スレイのデバターは他に比べてグラマラスかも →
  • 左側経蔵のカイラス山で瞑想するシヴァ神のレリーフ左側経蔵のカイラス山で瞑想するシヴァ神のレリーフ
  • 祠堂の裏側裏側に来ちゃいました →
  • 北塔の入口右側にあるのが東洋のモナリザ北塔の入口右側にあるのが東洋のモナリザ →
  • ラーマーヤナの一節ラーマーヤナの一節 →
  • 祠堂の裏側光の当たり方で色がかなり違って見えます →
  • 南塔南塔 →
  • 参道参道を戻ります →
  • リンガが並ぶ参道余韻に浸りながら戻ります

やっと見つけました、「東洋のモナリザ」
周壁の隙間から撮影です。
しかし、ガイドブックの写真と微妙に顔の微笑み具合が違うような…
ネットで調べると、ほとんどがこの像を「東洋のモナリザ」と言っていますが、正直なところ確信が持てていません。
全く形状の違うアバターを東洋のモナリザなんて言っている人もいるし、綺麗なんだから全部「東洋のモナリザ」で良くない?という気持ちになって来ます。

  • 世界の歴史的建造物との比較世界の歴史的建造物との比較 →
  • 見どころ紹介見どころ紹介 →
  • 修復紹介修復紹介
  • 碑バンテアイ・スレイと書いてあるのかな?? →
  • 蓮が咲く大きな池蓮が咲く大きな池 →
  • 整備された草原比較的整備されています →
  • オレンジの花花も咲いています →
  • レストランレストランもあります

東門を出て少し歩くと、蓮の花が咲く大きな池があり、周囲にレストランやトイレの設備がありました。
今回の旅は、Yonさんがキレイなトイレを選んで案内してくれています。
とても日本人は案内出来ないようなトイレもあるそうですが、おかげで快適に過ごせています。
今まで行った海外で、一番酷いトイレ事情はイタリアかも…

見学が終わってから案内図を見つけましたが、このバンテアイ・スレイにはレリーフなど、多くの見所があるので事前学習しておいた方が後悔しないかもしれません。
私はかなり見落としをしてしまい、後悔しまくりです。

  • シンハ像シンハ像 →
  • 象の後ろ姿象の後ろ姿が気になる… →
  • 鼻も残っている像鼻もきちんと残っています →
  • 東塔門から見える主祠堂東塔門から見える主祠堂 →
  • 東塔門の別の入口東塔門には入口がたくさんあります
  • 東メボン東メボンです →
  • 第一基壇の角にいる象第一基壇の角にいる象 →
  • 象のお尻お尻がキュート →
  • シンハの後ろ姿シンハの後ろ姿 →
  • 第三基壇への階段第三基壇へ上ります →
  • 第三基壇の象第三基壇にも象がいます

次は952年に創建された『東メボン(East Mebon)』です。
現在は涸れていますが、東バライ(貯水池)の中央に浮かぶように造られた、レンガ系ピラミッド式の遺跡です。
第二周壁がそのままピラミッドの第一基壇になっていました。
この遺跡の四隅にも象の像が建っていますが、状態が良いです。

  • 主祠堂主祠堂 →
  • 主祠堂のシンハ像主祠堂の周囲だけシンハ像が建っています →
  • 周囲の祠堂周囲の副祠堂 →
  • 南参道南参道を見下ろしてみます
  • 第四基壇の祠堂第四基壇の祠堂 →
  • 中央祠堂の内部中央の主祠堂の内部 →
  • シンハの後ろ姿シンハの後ろ姿 →
  • 漆喰の楣漆喰の楣 →
  • 北参道北参道 →
  • 半分崩れている楣崩れてしまっているのが残念 →
  • 土台しか残っていない建物土台しか残っていない建物も… →
  • ゾウの像のシルエットシルエットだけだと本物の象のようです

主祠堂は4つの祠堂に囲まれており、その中だけ入る事が出来ました。
外から見ると後ろ側にも出入口があるように見えるのに、中を見ると壁。
見せかけの入口だとわかりました。

象の鼻は細いので、きちんと残っている遺跡が少ないのですが、ここは綺麗な状態だったので、シルエットだと本物の象に見えました!

  • 中央祠堂中央祠堂 →
  • 大きく3歩を踏み出すヴィシュヌ神大きく3歩を踏み出すヴィシュヌ神 →
  • 8本腕のヴィシュヌ神8本腕のヴィシュヌ神 →
  • ガルーダに乗るヴィシュヌ神ガルーダに乗るヴィシュヌ神
  • プラサット・クラバンプラサット・クラバン →
  • ラクシュミーの塔右端がラクシュミーの塔 →
  • クメール語で書かれた説明説明が書いてあるようですが…全く読めません💦 →
  • シヴァの三叉戟とヴィシュヌの円盤をもつラクシュミーシヴァの三叉戟とヴィシュヌの円盤をもつラクシュミー →
  • テラステラス →
  • プラサット・クラバンリンガのある塔は修復中

921年創建の『プラサット・クラバン(Prasat Kravan)』に到着です。
ここはレンガ系平地式で、5つの塔が東向き1列に並ぶ遺跡です。
北側からラクシュミー、シヴァ神、ヴィシュヌ神、ブラフマー神、ウマの順に祀られており、シンプル&崩壊具合からは想像出来ないくらい、状態の良い浮彫が残っていました。
1964年からフランスが修復をしており、保存状態も良いのだそうです。

昔見たアニメの影響で、ヴィシュヌ神を女神だと思っていた私は、ヴィシュヌ神が男神だと知って衝撃(笑)

  • ジャングルの中のプレ・ループジャングルの中のよう →
  • 高さのある遺跡3基壇なのに高さがかなりあります →
  • 急な階段を上り始めますさて、頑張って上るよ!
  • プレ・ループプレ・ループが見えて来ました →
  • 石の隙間に咲く花花が逞しく咲いています →
  • 大勢のストール売りここにもストール売りが大勢います →
  • 石槽死者を荼毘に付したと言われる石槽

最後は『プレ・ループ(Pre Rup)』で、夕日鑑賞です。
ここは2番目に人気のある夕日鑑賞スポットです。
961年に創建されたピラミッド式で、レンガ系の中では1番最後に造られた遺跡です。
死者を荼毘に付したと言われる石槽や火葬した場所など、儀式が行われていた跡が残っています。

  • 階段のかなり上にある中央祠堂中央祠堂はもっと上 →
  • 階段を這って上る人這って上っています →
  • 石槽と東塔門石槽と東塔門を見下ろせます →
  • 副祠堂副祠堂 →
  • 中央祠堂中央祠堂 →
  • 中央祠堂に座る人座って夕暮れ時を待ちます
  • 経蔵や倉庫経蔵や倉庫など多くの建物が残っています →
  • 急な階段急な階段 →
  • 崩壊した北塔門北塔門は崩壊しています →
  • ジャングル本当にジャングルの中でした →
  • 増えて来た人段々人が増えてきました

かなり急な階段を這って上ります。
これ、陽が沈んで暗くなったら下りるの怖いです💦

20棟を超える経蔵や倉庫で囲まれた伽藍の中央に12基の小祠堂、4基の副祠堂と中央祠堂の5塔主堂型で構成された大きな遺跡が、ジャングルの中にどーんとあるのが不思議な感じです。

最上段で陽が沈むのを待ちます。

  • デバターここにもデバター →
  • デバター状態の良いデバターばかり撮っていました…
  • 曇り空雲行きが… →
  • 曇り空どうやら日没時間を過ぎてしまったもよう… →
  • 3基並んだ祠堂東塔門の横にある3基並んだ祠堂 →
  • 柱しか残っていない建物柱しか残っていない建物もあります →
  • ぞろぞろ帰り始めた人達ぞろぞろ帰り始めます →
  • 暗くなってきたプレ・ループ暗くなって来ました

なかなか夕日が見えそうもないので、デバターの写真を撮ってます。
崩れの少ない綺麗な状態の物を選んで撮っていたのですが…
実は、南西の副祠堂にイノシシに化けた顔のラクシュミー(ヴィシュヌ神の妻)と、4つの顔を持つサラスヴァティー(ブラフマー神の妻)のデバターがあったらしく無念😢

しかも、そうこうしているうちに日没時間を過ぎてしまったらしく、残念ながら夕日鑑賞は出来ませんでした。
朝日鑑賞といい、今日は天気に恵まれませんでした。

  • アプサラダンスアプサラダンス

夕食はアプサラダンスを鑑賞しながらのバイキングです。
アプサラダンスは9世紀頃に生まれた宮廷舞踊ですが、ポル・ポト政権時に300人いた踊り子の内の90%が処刑されたり、振り付けを記録した書物も消失してしまい、途絶える寸前になってしまったんだとか。
デバターとオーバーラップするような踊りはとても優雅でした。
動画で録っておけばよかった…

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仲間と出会う、感動と出会うクラブツーリズムの旅/アジア旅行

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