金沢
金沢城跡が見えて来ました!
金沢に到着です。
本日の宿「ホテルクラウンヒルズ金沢」にチェックインし、夕食です。
カニ食べ放題のバイキングなので、周りの皆さん蟹ばかり狙っておりますが、どうも蟹は食べているうちに肩が凝って来るので苦手です(笑)
金沢城でホタル観賞が出来ると聞いたので、慌てて夕食を切り上げて外出することにしました。
本当は金沢21世紀美術館を観に行きたかったのだけど20時で終わっており、ホタル観賞も21時半までなので、とにかくホタル観賞をしている外濠公園白鳥路へ急ぐことにしました。
ライトアップされた金沢城を横目に先を急ぎます。
外濠公園白鳥路は真っ暗でしたが、入り口に看板があり、人が大勢出入りしていたのですぐにわかりました。
中に入ると所々に灯籠があり、歩きやすくなっていました。
外濠ということなので、元々はお濠なんでしょうけど、小川のように水が流れており、そこにホタルが飛んでいました!
光が強かったので、写真を撮る事も出来ました。
当然フラッシュ禁止なので、この程度ですけどね…
ホタル観賞に間に合ったので、帰りはゆっくり石垣を見ながら歩きました。
金沢城は梯郭式の平山城で、前田利家の入城後に本格的な石垣づくりが始まったそうです。
白漆喰の壁にせん瓦を施した海鼠(なまこ)壁と、屋根に白い鉛瓦が葺かれた櫓と門がライトアップされ、本当にキレイでした。
金沢21世紀美術館の前に神社があることに気付きました。
金沢最古の神社、石浦神社でした。
聖武天皇の天平11年(西暦739年)の創建だそうで由緒ある神社ですが、明治13年にここに引っ越したので、建物とかは比較的新しい感じでした。
お詣りしておみくじを引きました。
金沢21世紀美術館に戻って来ました。
外にある展示物は中に入る事も出来るので、「カラー・アクティヴィティ・ハウス」や「ラッピング」の中に入ってみました。
美術館の中も無料の交流スペースは22時まで入れる事に気付いたので、建物の中に入ってみます!
誰もいないので、めちゃくちゃ静かです。
ベンチやソファーがあちこちにあって、ゆっくり過ごせそうな空間です。
地下にも下りられたのですが、フラワーチェアーがあるだけでした。
「ブルー・プラネット・スカイ」だけが唯一鑑賞出来ました。
市民ギャラリーの前から「雲を測る男」が見えたのと、1番見てみたかった「スイミング・プール」は隙間からかろうじて…という感じでした。
ウサギさんか寝転がっているのがシュール過ぎました(笑)
館内をぐるり1周したので、帰る事にします。
外に出て、もう一度美術館の写真を撮っていたら、他にも人がいることに気付きました。
誰もいないと思っていたのに!
こんなに静かな美術館なんて体験したことなかったので、貴重な体験でした。
とはいえ、やはりきちんと鑑賞できる時間に来てみたいです。
ホテルに戻ろうと思ったのですが、21世紀美術館から続く金沢城旧西外惣構堀がキレイで、ホテルより先にも続いているのがわかったので、もうちょっとだけ散歩をすることにしました。
大通りに出るとH&Mやアーバンリサーチなどのショップもあって、かなり栄えていました。
都会っぽくてつまらないので、コンビニに寄って戻る事にしました。
あんまりビールは得意ではないのですが、金沢百万石ビールのコシヒカリエールが気になったので、道中で買ったのどぐろ煎餅をつまみに晩酌です(笑)
朝食を食べてから出発まで時間があったので、またまた散策することにしました。
まずは21世紀美術館へ。
昨夜は暗くて気付かなかったのですが、「松涛庵」という茶室がありました。
申し込めば利用できるというのでびっくりです!
明るい所で見る作品は、また違って見えました。
広坂緑地まで行き、金沢城の石垣を見てみると…
ライトアップされている方がキレイな気がしました(笑)
明るくなって見えたものもいっぱいあって、散歩して良かったと思いました。
ホテルの立地が本当に良くてラッキーでした。
兼六園に来ました。
小立野口から入ったのですが、兼六園って金沢城の前にあるんだと、後に知りました(笑)
ホテルからバスでくるくる回って移動していると、立地がわからなくなってしまいます😢
中に入ると見事な根上松と手向けの松がありました。
雁行橋と雪見灯籠が見えて来ました。
雁が夕空を飛んで行くように作られていることから雁行橋と言われているそうですが、石が亀の甲の型をしているために亀甲橋とも呼ばれているそうです。
すり減ってしまった為に、現在は渡れないのが残念です。
曲水に沿って歩いていると雪吊りで有名な唐崎松があり、更に進むと霞ヶ池に出ました。
兼六園での1番有名な写真スポット、徽軫灯籠がある虹橋に来ました。
カメラアングルに悩みまくりです(笑)
この兼六園は池泉回遊式庭園と言われていますが、この霞ヶ池が中心の池になります。
お天気も良く、水鏡がキレイでした。
三要石の1つ「虎石」もありました。
自由時間になったので、せっかくだからぐるり1周しようと思い、奥へと進むと、日本で最も古いと言われる噴水がありました。
これ、ポンプなどは一切使わず、水位の高低差だけを利用しているというので驚きです!
黄門橋からの流れと、栄螺山から流れる急流の白龍湍が合流して、この先の瓢池に注がれます。
三要石の1つ「獅子巌」もありました。
瓢池(ひさごいけ)に出ました。
兼六園で最古と言われる茶室「夕顔亭」がありました。
現在は使用されていないそうで、伯牙断琴の手水鉢(はくがだんきんのちょうずばち)があったのですが、近付けませんでした😢
瓢池には海石塔という六重燈があり、写真スポットになっていました。
よく見たら、その奥に翠滝があり、見落としそうでした💦
瓢池をぐるっと回ると時雨亭が現れました。
お抹茶など頂けるようで、非常に悩んだのですが…ここでのんびりするより1周する事を選んで歩き続ける事にしました。
時雨亭から梅林に続く道沿いにも曲水があり、ここはカキツバタが見事でした。
舟の形をした舟之御亭を抜けると梅林が広がっていました。
梅の実が大きくなっていたので、とても良い香りが漂っていました。
根上松に戻って来ました。
曲水に架かる花見橋…名前の通り、ツツジがキレイに咲いていました。
ここは春には桜の名所になるようです。
雪の積もるイメージが強い兼六園ですが、桜の季節も良さそうです。
三要石の1つ「竜石」があり、これで「虎石」「獅子巌」「竜石」と3つ全部見れました!
鶺鴒島や芭蕉の句碑を見ながら、集合場所の小立野口に向かいます。
山崎山の山頂に四阿(あずまや)があるのが見えたので、登ってみました。
途中に白川御影石でつくられた五重塔があり、見る面によって三日月だったり満月だったりしていました。
のんびりお茶するなどは出来ませんでしたが、1周は出来ました!
バスを停めていた兼見御亭夕月亭の横に「八坂」という凄い坂があったので、思わず写真に収めました(笑)
箔座本店です。
まずは最高級の「伝統金箔・縁付 一号色」4万枚を使用したというお茶室の前に通され、金箔入りのお茶を頂きました。
そのあとは「伝統金箔・縁付」の製造工程の説明とガラス越しに「箔移し」の作業をする職人さんの実演を見学し、残り時間はお買い物。
ひがし茶屋街の散策です。
柳の木がある金澤東山しつらえの前から続く、趣のある通りがひがし茶屋街です。
江戸時代に建てられ、国の重要文化財になっている「志摩」というお茶屋さんもありました。
ここは見学も出来るようです。
他にもカフェなど、飲食店が多くありました。
通りを突き当りまで進むと「ひがしやま酒楽」という、石川の地酒専門店があったので入ってみました。
奥に立ち飲みのカウンターがあり、常きげんを一杯いただきました。
珍味などのお土産も多数あり、色々と購入。
バスの駐車場に向かう途中に、烏骨鶏の卵を使ったソフトクリームのお店を発見!
更に金箔を掛けたソフトクリームがあり、700円とかなりお高めではありましたが、思わず食べてしまいました(笑)
金箔の味はしなかったけど、牛乳とはまた違う濃厚さで美味しかったです。