DAY 2
台中・台南・高雄
朝は早くて7時半出発です。
朝食は6:15から食べられたのですが、そんなに早くから食べられないよ💦なんて思っていたのに、ガッツリ食べてます(笑)
種類も豊富で美味しいし、超満足♡
明るくなって外を見てみると、街中にあるホテルだったと気付きました。
ツアーのホテルって、たいてい郊外にあるのでビックリです(笑)
1927年、まだ台湾が日本統治時代であった時に建立された、臨済宗の妙心寺派お寺、宝覚禅寺に到着です。
同時に台湾仏教のお寺でもあるんだそうです。
白と青のコントラストが美しい門を入ると、同じ色調の大きな建物が!
よく見ると、建物の中に建物があり、そこが釈迦牟尼・釈迦仏・阿弥陀如来が祀られた本堂(大雄宝殿)でした。
ガラスケースの中には関帝の像がありました!
なんだか映画「レッドクリフ」を思い出しました(笑)
本堂の右手を進むと、通路の途中にぽつーんと白い弥勒様がいらっしゃいました。
頭やお腹を撫でると金運や開運のご利益があるとのことでした。
もう少し進むと、高さ30mの金色の弥勒大仏様がどどーんと現れました!
金ピカすぎて、ご利益があるのかどうか微妙です(笑)
皆さん色々なアングルで写真を撮っているので、私も考えた結果…おへそをぐりぐり~🤣
…まさか、このあと罰が当たるなんて😖
本堂の左手へ戻って来ました。
佛光善照が祀られた和平英魂観音亭、日本統治時代に台湾で亡くなられた約14000人の日本人の共同墓地、霊安故郷碑や建立由来記などの様々な碑がありました。
まだ新しい寺院なのですが、色々と歴史を感じる事が出来ました。
日月潭に向かう途中、快眠研究室というラテックス寝具の免税店に寄りました。
今回の旅は免税店立ち寄りが、かなり多かったです💦
台湾地理中心碑がチラリ見れただけ良かったとしよう…
日月潭に到着です。
湖畔にある水社親水歩道を散策します。
お天気が良いので気持ち良い~♡
今回の観光バスは、いかにも台湾!な絵がペイントされていました。
今まで行った海外のほとんどの観光バスには真ん中にもドアがあり、乗り降りもスムーズに出来て時間短縮にもなるし、みんなが前の方に集中することなく良かったです。
日本の観光バスにもあればよいのに…
日月潭湖畔にある文武廟です。
日月潭が正面にあり、文武廟前広場はとても景色が良いです。
石碑があったのですが、日月潭と見下ろす方には日月潭、文武廟を見上げる方には文武廟と彫られているので、良い写真スポットとなっていました。
青空が良い感じです♪
大きな山門をくぐると、左右に高さ6mの石獅がいました。
この石獅、6m説と8m説があり、本当の高さは不明です。
山門の正面にある拝殿に入ります。
ここは様々な催事が模様される場所だそうです。
見事な天井飾りや扉に目を奪われます!
中央の祭壇には関聖帝君(関羽)が祀られていました。
拝殿から武聖殿(武廟)へ向かいます。
間に九頭の龍の彫刻があったのですが、大きくて写真を撮るのに苦労した挙句、ピンボケしていたという…
境内には「祈福風鈴」という金色の風鈴が飾られていました。
これは購入することが出来、願いを込めて掛けるのだそうです。
絵馬みたいな感じですかね。
まるで金色の風鈴が生る木のように見えました!
この文武廟は、元々湖畔にあった水社村の「龍鳳宮」と卜吉村の「益化堂」という2つの廟が発電所開発の為に湖に沈みそうになり、それを1つにまとめて、1938年にこの場所に建立されたんだそうです。
1975年に再建されたのですが、1999年に起きた大地震で大きく傾いてしまい、また再建されたという歴史があります。
武聖殿(武廟)に入ります。
ここは武人である関聖帝君(関羽)と岳武穆王(岳飛)が祀られています。
実は中央祭壇の左に福徳正神、右に文昌帝君も祀られていたのですが、何故か写真を撮ってもいないし、見た記憶も無いのです💦
武聖殿(武廟)の上には大成殿(孔子廟)があります。
文武廟では武人よりも文人の方が格上として崇められているため、武廟より文廟の方が上に位置しているんだそうです。
間にはカラフルな龍のレリーフがありました。
大成殿(孔子廟)に来ました。
中央に孔子、左右に顔回、曾子、子思、孟子の四聖が祀られていました。
ここでおみくじを引いてみる事にしました。
写真に撮り損ねたのですが、まずは月のような形の木を2つ投げて、神様におみくじを引いても良いか問います。
両方がバラバラになれば、OKだそう。
棒を引いて番号が出たら、また木を投げてその番号で良いか、神様にお伺いをする…という事OKが出るまでを繰り返します。
「ポエ占い」というらしいです。
これ、似たようなものがマレーシアにもありました。
ご興味がありましたらゆっきー旅行記 東南アジア・マレーシア編も読んでいただけますと幸いです♡
武聖殿(武廟)、拝殿と戻って来て、文武廟の見学は終了です。
記念写真を撮った文武廟前広場の横に、366段の階段がある文武廟年梯歩道があります。
全ての段に月日が刻まれ、著名な方の誕生日の段には名前も刻まれています。
少し自由時間をくれ、自分の誕生日の段まで行って来て良いと言われました。
1番下が1月1日なので、1月とかじゃなくて良かった(笑)
祈福風鈴を自分の誕生日の段に掛けると、願いが叶うそうです。
お昼は牡丹荘芸品館で郷土料理です。
龍や獅子、亀などの彫刻や壺など、ちょっと怪しげなお土産コーナーを通り抜け、2階に上がると食堂です。
あまりにも怪しげなお店なのでドキドキでしたが、普通の中華料理でした(笑)
衝撃で撮り忘れましたが、デザートはバナナが1本。
台湾バナナ、美味しかったですけどね💦
次の台南への移動中に、ガイドのリュウさんが何やら変な実を買って来ました。
あんまり説明が理解出来なかったんだけど、物は試しと思って食べてみたけど…激マズっ💦
これ、後で調べたら「噛みタバコ」だの「合法ハーブ」だの出て来ます。
檳榔(ビンロウ)というヤシ科の実を石灰を塗った葉で包んでおり、本来は一緒に口に入れて噛み、化学反応をさせるんだそうです。
出て来た樹液は健康に良くない為に吐き出し、実をずっと噛み続けるのが本来の使用方法。
葉っぱが硬そうだし、噛んだらすぐ出せなんて言われているから、実だけちょっとかじってみただけなのに、とにかくマズイ!!
しかも口の中が真っ赤になりました😢
早く言ってよ~(笑)
約2時間40分移動して、台南最古の歴史建造物「赤崁楼(せきかんろう)」にやって来ました。
1652年にオランダ人が建造し、当時は「プロヴィンシア城」と呼ばれていたこの城を、鄭成功がオランダ軍を駆逐して「東都承天府」と改名し、台湾の最高行政機関となった建物です。
その後、日本の統治時代も経て、何度も改築や修復がされて今の姿になったそうです。
良い功績を残した人達を称えた碑文が亀の上に建っていました。
海神廟の横を進むと、1944年に日本人が発掘したかつての基礎部分がありました。
この辺りにはオランダ人が建造した当時のレンガが残っていました。
文昌閣の下から中に入ると、そこは建造当時のレンガ造りの空間でした。
階段などもありましたが、ここは現在行き止まりとなっていました。
外の階段から上に上がり、まずは文昌閣の見学です。
1階には、昔の学問についての資料がたくさんありました。
教科書の文字が非常に小さくビッシリと書かれており、これでよく勉強出来たものだと感心してしまいました。
さすが科挙(官僚登用試験)の勉強です!
海神廟の1階には鄭成功の肖像画と胸像、扁額「東海流霞」がありました。
「東海流霞」は鄭成功による五言詩「礼楽衣冠第、文章孔孟家、南山開寿域、東海醸流霞」(服装から人となりを判断し、生活の哲学は儒家に学び、南山のように長寿であり、最上の酒は東海で造られる)から採られています。
ウサギと芭蕉の葉が上部に飾られた入口は、瓶型になっていたのに…何故か写真を撮り損ねています😢
ちなみに海神廟には黄杰による「赤嵌樓」、文昌閣には沈受謙による「赤崁樓」の扁額が掲げられており、「嵌」か「崁」か論争にもなったそうです。
文昌閣に戻り、2階に上がってみます。
こちらには「魁星爺」という試験の神様が祀られており、多くの受験生が神頼みに参拝しに来ると言います。
壁の一面には合格祈願の札のようなものがありました。
外を眺める事も出来、「歇山重簷式」という伝統的な屋根が良く見えました。
階段は狭く急で、2階には人数制限もあるようなので、歩くとミシミシ言うのは怖かったです(笑)
これで約30分の見学終了です。
海神廟の2階にも上がれたようで、昔の漢族楼船、広船、南京船、蒙衝船などの船舶模型があったそうなので…残念😢
旅行の前にガイドブックを買ったのですが、食べ物の紹介ばかりで、あまり歴史的建造物の説明が載っていなかったんですよね~。
次の目的地に向かうために、またバスに乗ったら…リュウさんが「地元で美味しいオススメのお菓子」というものを配ってくれました。
これは美味しかった!
けれど、なんていうお菓子なのかわからず💦
1662年、38歳で死去した鄭成功の為に民衆によって建てられた廟「延平郡王祠」に来ました。
当時は「開山王廟」と名付けられていたそうです
近年、コンクリート製の建物に建て替えられた為、古蹟に認定されておらず、史跡のみなんだそうです。
三川門を入ると中庭があり、正面に正殿がありました。
正殿には鄭成功が祀られていました。
文武廟に比べると、質素な感じがしてしまいます。
正殿の奥には後殿があり、そこにはの母親である翁太妃の位牌が置かれていました。
この翁太妃、平戸出身の田川 松さんという日本人だというのでビックリ!
延平郡王祠には回廊があり、様々な説明のパネルがありました。
昔の開山神社の神輿や、井戸もありました。
三川門の真横には、左に「甘輝将軍」右に「万禮将軍」の像がありました。
ぐるり1周回って、回廊の横にある小さな門から外に出ます。
門の外には金門島の形をした池がある庭がありました。
龍が泳いでいます。
この庭も含めて延平郡王祠の見学は30分(笑)
今日は台中~台南~高雄と大移動です。
見学時間より、圧倒的に移動時間の方が長いです💦
これから1時間かけて、高雄へと向かいます!
蓮池潭にやって来ました。
台湾と言えば!というくらい、写真でよく見る龍虎塔です。
龍の口から入って虎の口から出ると、全ての罪が浄化されると言われています。
…が、まずは龍虎塔を建てた、正面にある道教廟・城邑左營慈濟宮へと向かいます。
これが後に悲劇を生むことに💦
慈濟宮の前にはサトウキビのジュースを売るお店や、果物屋さんがありました。
見た事のないフルーツや、とても大きなマンゴーが売っていました。
ライチも枝付の束になっていてビックリ!
食べてみたい衝動にかられたのですが、ガマンです。
蓮霧(ワックスアップル)と釋迦(シャカトウ)は、日本であまり見ることもなかったので、ちょっと後悔😢
慈濟宮の主祭神は宋代に実在したという、医師・吳夲が神格化された保生大帝です。
正面のレリーフや柱など、あちこちに龍がいます。
中に入ると、ものすごい金金金金…(笑)
眩しすぎます💦
医療の神様でしたよね?
金運の神様のようです(笑)
龍虎塔へ戻って来ました!
周囲も少々ライトアップされ始めています。
いざ塔に上ろうと思ったら…口のシャッターが閉まってる😱😱😱
リュウさん大慌て💦
だって、まだ営業時間内のはずなんですもの!
あちこち電話していますが、どうにかなるわけでもなく…残念😢
昼間、大仏様のおへそをぐりぐりした罰が当たったかも💦
辺りはすっかり暗くなり、龍虎塔もライトアップです。
夕食は龍興餐庁有限公司で海鮮料理です。
昼も郷土料理とはいえ中華だし、また中華?なんて思ったりもするのですが、何故か食べれちゃうんですよね~(笑)
海鮮というのも、スープが2品なのも嬉しいです。
本日の宿の近くにはコンビニが無いとの事で、夕食のレストランの側にあるファミリーマートへ。
台湾にはコンビニが沢山あるので助かります。
台湾のコンビニのレシートには宝くじが付いています。
2ヶ月に1回、翌月の25日に発表があるんだそうですが…
当然帰国しているので、もし当たっていてもダメですね😢
そもそも当選確率と金額はどうなっているのでしょう?
本日のホテルは高雄圓山大飯店。
台湾のデラックスホテルといえばパンフレットに載っている、あのホテルです!
とにかく大きい!
部屋も広い!!
…が、少々古い感じです。
当然キレイですけどね!!
長かった1日の終わりです。