DAY 5
マレーシア
~クアラルンプール プトラジャヤ~
朝、改めて景色を眺めてみました。
ホテルの真下にあるお店や住宅地を見ていると、生活水準がわからなくなります。
今日は10時30分出発なので、朝食を食べてからホテルの中と外を探検です。
地下にスーパーマーケットやテナントがたくさん入っていました😲
残念ながら営業時間外でほとんどが閉まっていましたが、スーパーマーケットには寿司なども売られていて、ちょっと楽しかったです。
クアラ・ルンプールの市内観光です。
スケジュールにはまず王宮と書いてありましたが、どうやら順番が色々と変更になるようです。
どこに連れて行かれているのか、全くわかりません💦
着いた場所は国立モスク「マスジッド・ネガラ(Masjid Negara)」でした。
青と白のコントラストがキレイなモスクです。
モスクに入るのは初めてです。
モスクの中に入ります。
基本的に露出厳禁なので、入口で服装チェックがあります。
露出していても、全身を隠す紫のローブを貸してくれるので安心です。
女性は頭髪も隠さなければならないのでヒジャブも置いてありますが、このローブを頭から被ってしまえば問題ありません。
男性もタンクトップや短パンなど、肩や脚を露出した服装の場合にはローブを着用する必要があるので注意です。
靴下は濡れていたり汚れている場合には脱がなければなりませんが…裸足の方が冷たくて気持ち良いです。
まず礼拝堂へ向かいます。
紫の団体がぞろぞろと歩く姿はなかなか笑えます(笑)
礼拝堂はとても広い空間です。
モスクには祭壇があるわけでもなく、メッカの方向にミフラーブがあるのみです。
(これ、のちにスペイン旅行で勉強しました💦)
礼拝堂の中は信者しか入れません。
信者でも女性が入れる場所は限られているようです。
お祈りの邪魔をしなければ写真は撮ってOKです。
礼拝堂前の白い柱が並ぶホールが本当に美しく、ため息が出ます。
ここで入口に引き返したのですが、霊廟も見学出来たと後で知ってショック…
モスクは初めてでしたが、とても美しくて素敵な空間でした。
無料で中に入れますが、寄付を募る募金箱があるので、残りそうな小銭がありましたら是非。
モスクを出て階段を下りると、綺麗な噴水がありました。
噴水もベンチも六角星です。
よく見たら道の模様も六角星でした。
もう少しゆっくりしたかったのですが、移動です😢
ムルデカ広場(Dataran Merdeka)に到着です。
ムルデカとはマレー語で独立の意味なので、日本では独立広場と呼ばれています。
1957年8月31日午前0時、掲げられていたユニオン・ジャックが降ろされ、代わってマラヤ連邦国旗が掲揚された、マラヤ連邦の独立の場所なのです。
旧連邦事務局「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(Bangunan Sultan Abdul Samad)」は、大英帝国によって植民地支配されていた時代から建っている建物です。
この建物は水害にも遭っているそうなのですが、それはここがゴンバック川がクラン川に合流してくる場所のすぐ近くだからだそう。
クアラ・ルンプールが「泥(lumpur)が合流する場所(kuala)」という意味だったとは…💦
ライトアップもキレイなようなので、今度は夜景を観に来てみたいです。
王宮へ向かいます。
ウツボカズラの噴水やハイビスカスの街灯など、車窓を楽しんでいると…
何やら反対車線の様子がおかしいのです。
なんと、バイクの交通事故です😱
2011年に出来たばかりの王宮「Istana Negara」です。
全てが左右対称、シンメトリーの王宮です。
大きな広場から遠くにある宮殿を見ます。
門には馬に乗った衛兵さんがおり、みんなが記念写真を撮ろうとしますが、全く動きません。
一方で、門の真横にいる警備員(?)は気さくに写真に応じています。
ちなみに、この時は王様はご不在でした。
バスに乗って帰ろうとすると、馬が歩いていました!
ここも衛兵さんの交代の儀式とかあるのかな?
マレーシアの国王は世襲ではなく、13州の内9州にいるスルターン(首長)による互選で選出され、任期は5年です。
選挙とはいうものの、実質的には輪番制だそうです。
来る時に見た事故現場に差し掛かると…靴が転がってるじゃない😱
バイクも置かれたままだし😰
最後の昼食はRestaurant Good Tasteでマレー料理です。
サテーもあり、やっと普通(?)のマレーシア料理を食べた感じです(笑)
食事が終わるとペトロナス・ツインタワーが良く見える場所へ移動です。
そごう発見!
マレーシアにあるのは知らなかったです💦
KLCC公園を挟んでペトロナス・ツインタワーが見える場所に着きました。
出来ればもっと近くに…スカイブリッジと展望デッキに行きたかったです😢
写真を撮っていると物売りのオジサンに気付きました。
あまりにも不思議なお盆なので、みんな買いそうになりますが、ガイドさんが「これはマレーシアではなくインドネシアの工芸品」と教えてくれました。
それでも面白いからと買っている人もいましたが、日本でもその地方のお土産だと思って買ったら違う地方で生産されていた…なんて事もあるから、最終的には自己判断で良いと思います。
「Jadi Batek Gallery」ろうけつ染めのギャラリー&販売店です。
ろうけつ染めの実演もしてくれます。
ギャラリーに飾ってあるのは額に入っていて、まるで絵画のようです。
思わずド派手なスカートを買ってしましました…💦
クアラ・ルンプールも見納めです。
最後にペトロナス・ツインタワーとクアラルンプールタワーが見えて良かったです。
高速道路を走っていると、大きな宮殿らしき建物やピンクのモスクが見えて来ました。
プトラジャヤです。
プトラジャヤはマレーシアの行政新首都として開発中の連邦直轄領で、多くの政府機関が集まっており、周囲にはここで働く人達の居住地が広がっています。
プトラジャヤ湖畔にある、ピンクモスク「Masjid Putra」に到着です。
1999年に完成したモスクです。
門も建物もピンクで目が眩みそうです💦
周囲の政府機関の建物も良く見えます。
さっき渡ってきた橋「Jambatan Seri Perdana」も見えます。
モスクの中に入ります。
このモスクは露出が少なくても、女性は必ずローブを着用しなければなりません。
…が、ローブの色がグレーなので、どうしてもねずみ男にしか見えなくて笑ってしまいそうになります。
モスクは中も見事にピンクです。
ここも礼拝堂の中には入れないので、入口から写真を撮ります。
あまりにもピンク過ぎて…正直なところ神聖な感じがしなかったです💦
モスクの前はプトラ広場(Dataran Putra)です。
中央にマレーシアの国旗、周囲に13の州旗が掲げられています。
その向こうに見えるのが、マレーシア首相府の首相官邸(Pejabat Timbalan Perdana Menteri)でした。
階段を下りるとプトラジャヤ湖の湖畔です。
きれいに整備されていました。
遠くに縦横非対称のケーブル留置型ボックスガーダー橋「セリワワサン橋(Jambatan Seri Wawasan)」も見えます。
湖畔から見るプトラモスク(Masjid Putra)も素敵でした。
モスクというより、段々おとぎばなしの宮殿に見えて来ました💦
アラジンっぽいかな?
ここには地下鉄の駅とフードコートがありました。
メチャクチャ賑わっているので興味深々ですが、残念ながら時間も無いので…
お腹もいっぱいだけど💦
周さんがドリアンアイスが売られていることを教えてくれたので購入。
全然臭くないし、味も普通に美味しいです。
多分、私はドリアン平気なんだろうな。
くさやもパクチーも大好きだし(笑)
クアラルンプール国際空港に向かいます。
プトラ橋とセリワワサン橋を渡ります。
途中にシルバーのトゥアンク・ミザン・ザイナル・アビディン・モスク(Masjid Tuanku Mizan Zainal Abidin / Masjid Besi)が見えました!
マレーシア スランゴル セパン クアラルンプール国際空港に到着です。
この空港は黒川紀章が「森の中の空港、空港の中の森」をコンセプトに設計した空港です。
六本木にある国立新美術館に似てます。
数年後、この空港でとんでもない事件が起きるなんて…💦
3時間くらい時間があるので時間を潰すのが大変でした。
スタバでコーヒーを購入して見事にリンギットを使い切りました!
19時15分発でハノイのノイバイ国際空港まで3時間15分のフライトです。
夕食の機内食の大量のニンジンに笑いました。
しかし、全体的にベトナム航空の機内食は美味しかったと思います。
日本路線にはUSBもあるし、なかなかの充実でした。
ベトナム路線の機体はちょっと古かったけど…(USBポートも無し)
ノイバイ空港には21時25分着。
成田便は24時10分出発です。
このノイバイ空港の3時間が地獄でした😢
今では新海誠のCMで有名になりましたが、まさにこの時が建築の途中でして、ほとんど座れる場所がないのです。
お店もあまりなくて、ちょっとベトナム土産の補充をするくらいで何も無いのです。
上の階に座る所を見つけたので座ったのですが、このフロアは冷房が効いていないのです😢
どうりで人が少ないハズだよ…
ふと近くを見るとうちのツアーの人達がげっそりして座ってました💦
今回のツアーは添乗員さんはいなかったものの、現地ガイドさんのおかげでベトナムとマレーシアは非常に楽しく過ごせました。
ちょっとシンガポールが残念だったかな?
1番慌ただしかったし…
6日間(実質5日間)に無理矢理3ヶ国を詰め込んだ感じなので仕方ないか💦
シンガポールは植物園も開園したし、もっとゆっくり行ってみようと思います。
マレーシアとベトナムもまだまだかじっただけなので、それぞれ別々に行ってみたいと思いました。