DAY 4
スイス・フランス
~ユングフラウヨッホ・ジュネーブ・パリ~
チェックアウトを済ませて荷物をホテルに預け、朝7時出発です。
今日の午前中は事前に予約していたユングフラウヨッホへのオプショナルツアーです。
実はこのツアー、全く同じ行程でJALチームがいます。
そちらの方は40人近くの大所帯で関西方面の方が多いですが、こちらは28人で東日本の方が多いのです。
このオプショナルツアーは希望者合同企画となっており、引率はJALチームの若い男性の添乗員さんです。
このあと、このチームとの絡みが恐ろしいことになるとは予想だにしていませんでした(笑)
ヴェンゲルンアルプ鉄道はどんどん山を登って行きます。
ユングフラウ三山が見えて来ました。
メンヒ、ユングフラウ、アイガー…あれがあの有名なアイガーの北壁か!
最終目的地のスフィンクス展望台のところだけ雲がかかっているのが気になります。
クライネシャイデックでユングフラウ鉄道に乗り換えます。
-6℃らしいのですが、それほど寒さは感じません。
よく見るスイスの登山鉄道を想像していた為、ほとんどトンネルの中を走っていて、景色が何も見えなくてガッガリ😢
しかし、アイガーとメンヒを貫いていると思うと、凄い事です!
EIGERWANDという途中駅でしばし停車。
その間に景色を眺めて、写真を撮ったり出来るようです。
標高2061mから、一気に2865mまで上がって来たので、急に見える景色が変わってビックリです。
岩に穴を開けただけという印象の駅です。
この駅、アイガーの北壁を見る為に作られたんだそうです。
次の停車駅Eismeerに到着です。
もう町は見えません。
Obers Ischmeerが良く見えます。
氷河がすぐ横に見え、クレパスもいっぱい見えますが、アイガーに挑戦する人達はここから向かうのだと聞いてビックリです💦
終点のJungfraujoch駅に到着!
標高が高くて空気が薄いので、絶対に走らないように言われます。
かなり歩くので、無理だと思ったら戻るようにも言われ、ちょっと不安になります💦
スフィンクスホールからエレベーターに乗り、一気に展望台へ!
どんな景色が広がっているのか…ドキドキしながらドアを開けると…
あ・・・真っ白 😥
そういえばスフィンクス展望台の辺りだけ雲の中だった💦
風も強くて、めちゃくちゃ寒いです。
何も写らない、真っ白な写真だけ撮って中に戻ります。
この日はダメでしたが、スフィンクスホールの外にはゲレンデもあるらしく、ヨーロッパ最長のアレッチ氷河も目前。
残念😭
ALPINE SENSATIONというエリアを通過します。
2012年に出来たというこのエリアには、木彫りの置物がたくさんありますが、意味がわかりません💦
正直なところ、謎すぎるエリアって感じです。
ユングフラウ鉄道全線開通100周年記念事業のひとつとして作られたらしいのですが…
動く歩道に乗って、映像が流れる通路を通過します。
映像はユングフラウ鉄道やユングフラウ地方の歴史を紹介しています。
通路が終わると時々真っ赤になる空間が広がり、めちゃくちゃ怖い像があります💦
まるで雪女に凍らされてしまったみたい…
次はこのユングフラウ鉄道のトンネル掘りに従事した作業員の名前が刻まれた通路に出ます。
何故ライトが赤なんだ???
小さい子供はトラウマになってしまいそうな、ちょっと怖く感じる空間が続きます(笑)
次はICE PALACEというエリア。
ちょっと溶けかけた像があります。
通路が全て氷に囲まれているのにビックリです!
手すりはあるものの、滑らないかとドキドキします💦
実はここ、アレッチ氷河の下なんです!
私が行った時はペンギンの群れでしたが、氷像は色々と変化しているようです。
PLATEAU TERRACEへ!
ここには雪原があり、目の前にユングフラウとメンヒがそびえ立っている…はず💦
やっぱり何も見えません😢
吹雪始め、さっきよりも寒く感じて長居出来ません💦
そそくさと中に戻ります。
駅の改札前に戻りました。
あまりにも寒かったので、ココアで温まります。
生き返る~!
日本の郵便ポストがあると思ったら、「ユングフラウヨッホ山頂郵便局」は「富士山五合目簡易郵便局」と1993年から姉妹提携を結んでいるんだとか。
さて、下山です。
ユングフラウ鉄道は帰りはノンストップなので、写真は行きに撮っておかないとダメです!
トンネルを抜けると…山の上の方の天気がかなり悪くなっていました。
これでは景色が見えるわけない…
行きに途中の景色が見えただけ良かったです。
天候だけはどうにもならないです😢
クライネシャイデックまで戻るとスキーヤーが続々と集まっていました。
食後にちょっと自由時間があるけれど、レンタルしたところで時間切れになりそうなので滑れません!(笑)
セントバーナード発見♡
何故か全員「ヨーゼフ」と呼びます(笑)
ヨーゼフも一緒に全員で記念写真を撮ります。
首にぶら下げている樽とか、めっちゃカワイイ♡♡♡
昼食です。
スイスの人はマカロニグラタンにリンゴジャムを混ぜて食べるのが普通なんだといいます。
え~~~💦
とか思いながら食べてみます。
まずくはないけど…別でいいかな?(笑)
そもそも酢豚の中のパイナップルはNGだし、生ハムメロンは分けて食べる人間なので。
結局30分の自由時間はその辺をうろうろするのみ。
パウダースノーなのかと思って雪を触ってみましたが…ちょっとかき氷っぽい。
いつかこんな広い所を滑ってみたいとは思うものの、雪質は日本のニセコや志賀高原、野沢温泉の方が断然良い!
わざわざ日本へ滑りに来る外国の人が多いのが頷けます。
朝は暗くて何も見えませんでしたが、ラウターブルネンからクライネシャイデックまで、ずーーーっとスキー場だとわかりました。
電車でも1時間くらいの距離なので、日本ではとても考えられない規模です。
駅の周りにも宿泊施設がいっぱいあるし、こんなところでスキーライフを楽しんでみたいです。
インタラーケンに戻り、オプショナルツアーに行かなかった人達と合流です。
ヘーエ通りにあるお土産屋さんに向かいます。
スイス軍隊御用達のVICTORINOXのマルチツール、カウベル、TOBLERONEのチョコレートなどを購入。
チョコレートもいっぱいになって来ました(笑)
スイスでどうしても欲しかったのは中が見える自動巻きの時計。
このお土産屋さんには無く、周囲に時計店がいっぱいある事がわかったので、添乗員さんにお断りをして時計探しに向かいます。
HamiltonとかOMEGAとか、普通に高い時計店ばかり。
それでも…と思って入ってみるも、スケルトンの時計は無くて焦りが生じます。
Swatchには無いだろう…なんて思っていたら、区切られた隣のブースにスイスメーカーの時計コーナーがあるのを発見!
ありました~~~😢
清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟で購入。
少し日本語が喋れる店員さんがいて良かった!
満足の一品です。
次の目的地 パリへはジュネーブからTGVでの移動になります。
インタラーケンからジュネーブまで、アントニオさんとのドライブも終わりが近付いています。
1200㎞、本当にお疲れ様でした!
途中のSAで休憩。
もの凄く景色のキレイなところでした。
夕暮れのレマン湖を見ながらジュネーヴに到着です。
国際連合ジュネーブ事務局の前を通ったので、「壊れた椅子」と各国の旗が掲げられた場所が見れました。
スイスは基本的にドイツ語ですが、このジュネーヴはパリの玄関口だけあってフランス語がメインになります。
少しドイツ語に慣れて来たところなので、頭がこんがらがります。
ちなみに通貨もドイツはユーロ、スイスはスイスフランに変わり、フランスでまたユーロに戻ります。
駅名はコルナヴァンが正解なのですが、ジュネーヴとも表記されていてややこしいです。
駅周辺はスリの超多発地帯なので細心の注意が必要だと念を押され、絶対に離れないようにとピリピリムードで歩きます。
早く着いてくれ~と願いながら暗い道を歩いて、やっと到着。
全員無事でした!
駅の中は外観とは違って近代的な作りになっています。
少し自由時間があったので駅の売店に行くと、レンジでチンするチーズフォンデュを発見!
そういえばチーズフォンデュ食べてないよ~と思って購入。
これ、調理いらずで美味しくて良かったです。
TGVに乗車です。
TGVはフランスが運営する鉄道なので、コルナヴァンの駅の中に国境があり、手荷物検査や入国審査があります。(現在は実施されていないもよう)
パリまでは3時間ちょっとの長旅になります。
夕食は幕の内弁当が配布されました。
ちょっと日本食が恋しくなったような気もするけれど、せっかくならスイスやフランスの料理が食べたかったな…なんて思ったりもします。
そしてこのお弁当、電車の中で食べるように指示されているのですが…
入国審査室を越えたところに待合室があるのですが、椅子は極わずか。
その椅子や周辺の床を陣取り、JALチームがお弁当を食べ始め、ゴミをそこに置いて行こうとしているのです💦
某国旅行客のマナーの悪さを言えません😣
日本の恥です 😖
やっとリヨン駅に到着です。
正直なところ、かなりげっそりな状態です。
このリヨン駅はオリエント急行の始発駅でもあり、大ターミナル駅となっています。
さすがに時間が遅いので人も少ないですが…
ここからロワシーのホテルまで、またバス移動です。
やっとホテルに到着して、部屋に入った時には0時を過ぎています。
こういう時、一人だとお風呂待ちの時間が無くて助かります。
明日も朝が早いんです😢😢😢