新宮駅から朝1番のバスに乗り、熊野本宮大社へ。
狛犬やポストの上の八咫烏もマスクをしているのにびっくりしてしまいました。
早朝なので人がおらず、厳かな雰囲気の中で参拝出来ました。
上四社第一殿から第四殿まで順番にお詣りし、満山社にお詣りして拝殿に行くと、サッカー日本代表のユニフォームが飾られていました。
大鳥居をくぐってしばらく歩くと、熊野本宮大社旧社地 大斎原がありました。
明治22年8月の大水害に遭うまでここに社殿があったそうで、神が降臨したと言われるパワースポットです。
一遍上人神勅名号碑や流失した中四社・下四社をまつる石造の小祠がありました。
奥に石が並べられた河原がありましたが、大斎原の御朱印が熊野本宮大社でしかもらえないとわかったので、急いで戻ることにしました。
まさか、あの階段を二往復することになるとは…
バスを乗り継いでやって来ました。
ここから更にバスに乗ります。
ここでバスを降り、熊野那智大社まで大門坂を歩きます。
大門坂観光案内所の駐車場に、2011年FIFA女子ワールドカップ優勝とロンドンオリンピック銀メダルを記念して作られた、監督と選手の足型、手型が刻まれた"なでしこジャパン記念モニュメント"がありました。
南方熊楠が3年間滞在した旅館の跡です。
樹齢800年の大きな楠です。
熊野那智大社の一角なのかと思いきや、こちらは那智山青岸渡寺です。
美しい菩薩様でした。
大香炉でお祈りしてから、礼殿にお詣りし、横にある御縣彦社にお詣り。
ここにも八咫烏がいました。
大樟(樟霊社)の胎内くぐりもしたかったけれど、ひたすら御朱印を貰っていたので時間が足りませんでした。
熊野那智大社の隣にお寺がありました。
1590年に豊臣秀吉の命で建てられた本堂は歴史を感じました。
内陣も厳格な雰囲気が漂っており、美しい読経の声にうっとりしかけましたが、やはり時間が無い💦
素晴らしい内陣は本堂内部が写真撮影禁止だったので撮れず残念でしたが、見事な御朱印をいただけて満足です。
宝篋印塔が鎌倉時代の1322年に建立された、日本最古のものだったと知らず…見損ねたことが心残りです。
この三重塔も色合いのせいか熊野那智大社なのかと思っていましたが、那智山青岸渡寺でした。
有料ですが内部に入ることも可能です。
こちらも例にもれなく通過です。
鹿がいました!
那智の滝がある飛瀧神社へやって来ました。
ここは熊野那智大社の別宮です。
霊石や拝所があり、神聖な場所だという雰囲気が漂っていました。
遅いお昼ご飯です。
めはり寿司と胡麻豆腐が付いていて、美味しかったです。
ビールが染みる~~~!
那智勝浦の駅前に戻ってお土産を買い、電車の時間まで一杯飲むことに。
やはり鮪を食べなければ!ということで、まぐろ料理のお店に。
マグロの刺身もクジラの唐揚げも美味しかった~~~!
那智勝浦の駅前は、街灯にもマグロがいました。
帰路に着きます。
最終日はほぼ観光状態でしたが、熊野三山全てにお詣りすることが出来て良かったです。
166㎞ 4年かかりましたが、歩ききることが出来た達成感は凄いです。
観光地の「熊野古道」だけではなく、いろいろな峠越えを越えるという貴重な経験も出来て良かったです。
単純に「熊野古道」を歩いて見たいと石畳の道を思い浮かべていましたが、石畳にも時代があったりなど、実際歩かないとわからないことも多く、学ぶことも多かったです。
道中で出会った人の優しさも本当にありがたかったです。
まだ歩いていない道もあるので、いつか完全制覇出来る…かな??