舞台「青のミブロ」

青のミブロ
『生きて』みたいと思った。この新選組でーー

舞台「青のミブロ」をEX THEATER ROPPONGIで観て来ました!
もちろん推しは櫻井佑樹くん!!(笑)

青のミブロ
青のミブロ

劇団EXILEの優先予約の次にTRIBE FAMILYの優先予約があるかと思ったら予定が無さそうだったので、「青のミブロ」公式サイトの先行予約を利用してみたら、なんと1列目が当たったのでした!
しかし、実は…ソワレのチケットを取ったつもりでいたら、マチネだったという💦
2日前に気付いて良かった…
仕事の調整が地獄でしたが、気付くのが前日だったらOUTでした😢

EX THEATER ROPPONGI

舞台化されたのは壬生浪士組が新選組になる前の部分でした。

【ストーリー】
激動の幕末を生き抜き剣術道場の師範となった元新選組隊士の老人・永倉新八は、教え子である子どもたちから新選組の話をせがまれていた。
そこで彼は、今まで誰にも話していないとっておきを披露することにする。
決して歴史には残らないであろう三匹の狼、ちりぬ にお、田中太郎、斎藤はじめの物語である。

時は文久三年三月(1863年)、まだ新選組が壬生浪士組だった頃。
京都の団子屋「ちりぬ屋」で婆ちゃん・妹と共に暮らす心優しき少年におが、客として訪れた壬生浪(ミブロ)の土方歳三と沖田総司の2人と出会うところから物語は始まる。

土方の誘いでミブロの屯所である壬生村の八木邸に身を寄せることになったにおは、荒々しいエネルギーを持て余す隊士たちに圧倒されつつも隊の一員として認められ、他の2匹の狼である田中太郎、斎藤はじめとも仲を深めていく。
そんなある日、会津藩より壬生浪士組を支援してもよいとの話が持ち掛けられる。
禄も無く八木家に居候している彼らにとっては願っても無い好機だったが、その条件として会津藩士を狙う5人の暗殺者を始末することを命じられる。
無法者には無法者を、という会津側の思惑だったが、ミブロは会津藩を3か月間苦しめた刺客たちをわずか2日で片づけ力を示し、藩主である京都守護職・松平容保に気に入られ正式に会津藩預かりとして認められる。

におの提案で揃いの羽織を作ることになった壬生浪士組。
その紋様と柄を婆ちゃんに描いてもらうため、実家のちりぬ屋に戻ったにお達三匹の狼は、団子屋の手伝いをさせられることになる。
におだけでなく、太郎・はじめも殺伐としたミブロの生活で忘れかけていた家族の温かさを久しぶりに感じていた。
そんな中、ちりぬ屋を「菊千代」と名乗る一人の少年が訪れる。
彼の命を狙い店を訪れた男「直純」をなんとか店外に撃退したにお達だったが、店の前に直純が居座っているためうかつに外に出ることができない。
戻らないのを不審に思った土方、沖田、藤堂平助が訪れ合流できたものの、店は多数の敵に囲まれており不利な状況は変わらない。
菊千代の正体は、二条城にいるはずの将軍・徳川家茂だった。
京の市井の人々をお忍びで視察していた家茂は、直純率いる謎の集団に襲われて供から逸れてしまい、たまたま目の前にあったちりぬ屋に逃げ込んだのである。
壬生浪士組本来の使命の「将軍の警護」を果たすべく、婆ちゃんも含めた6名が2組に分かれて店を出て敵をおびき寄せ、京の地理に詳しいにおが家茂を二条城へ連れ出す作戦は成功したかと思われたが、直純だけは店内に落とした愛刀を回収するため店に入り、策は破綻する。
将軍暗殺の理由をにおに問われた直純は「血の立志団」と名乗り、徳川の世になって居場所を亡くした武士の世を復活させることが目的だと告げる。
将軍が死ねば再び世は乱れ、争いの時代が始まる。
そのような時代を認められないにおはボロボロになりながらも直純を足止めし家茂を逃がそうとするが、におを見捨てることができなかった家茂は戻ってきてしまう。
だが、時間稼ぎの結果土方がその場に間に合い、家茂を二条城へと逃がすことに成功。
直純と土方の戦いも双方の援軍が戦いの場に訪れたことで決着は先送りにすることになる。
そして「誠」の羽織が完成する。

【キャスト】
 ちりぬにお:坪倉康晴
 土方歳三:猪野広樹
 沖田総司:飯島 颯(SUPER★DRAGON)
 斎藤はじめ:相澤莉多
 近藤 勇:岩城直弥
 芹沢 鴨:砂川脩弥
 原田左之助:櫻井佑樹(劇団EXILE)
 田中太郎:瀧原 光(NORD)
 菊千代:成瀬遙城
 世都:新谷聖司
 婆ちゃん:わかばやしめぐみ
 彩芽:矢代卓也
 京四郎:速川大弥
 京八直純:横山真史

  本間健大 書川勇輝 榮桃太郎 秋山皓郎
  和田啓汰 田上健太 木ノ花大空矢 窪寺 直
  松野咲紀 佐藤侑愛 窪寺ゆりあ

キャストの見事な殺陣に圧倒されました。
誰か舞台から勢い余って飛び出して来るのでは? 刀が飛んで来るのでは??というような距離感にドキドキしながらも、美しい殺陣に目が釘付けになりました。
そして、動くたびに舞う桜の花びらも、舞台の美しさを際立たせていました。
帰宅して見たら花びらが2枚、カバンに入っていました!

オープニングや終演の際には目の前に櫻井佑樹くんがいて、キャー🥰
でも、目の前過ぎて目が合わない(笑)

そして、主演の坪倉康晴くんが美しすぎた…
心の叫びが痛いほど伝わるお芝居で、すっかりトリコになりました(笑)
坪倉くんのフォトカードも買うべきだったか…

終演後はアフタートーク。
土方歳三役の猪野広樹くん、沖田総司役の飯島 颯くん、 婆ちゃん役のわかばやしめぐみさん、京八直純訳の横山真史さんの4人でした。
あれ? チケット申し込み時にこんなアナウンスあったっけ?
であれば櫻井くんの回に申し込んだはずなのにな~~~。
とはいえ、目の前でイチャイチャ(?)する土方と沖田が見れたし、キャストみんなが本当に仲良しなのが伝わって来て楽しかったです。
ソワレがフォトセッションってことだったので、ちょっと当日券を買おうかとも思いましたが、後部座席では悲しいし、ましてや自分のスマホを喪失中で古い会社用スマホしか無いので諦めました。

大変申し訳ないのですが、マンガは読んだことが無く、時々アニメを数分見掛ける程度だったのですが、史実としての新選組はもちろん知っているので、こんなに美しく志を持って生き生きとしているのに、みんな死んでしまうのかと思うとうるうるしながら観劇しました。
途中でにおが正しいとか悪いとかではなく、それぞれが世の中を良くしようと思っているのに、それの方向性が違うだけでは?ということを言っているのも、グッと来ました。
本当にそうだなって思うのは現代に生きているからですね…
まだまだ原作も続いているようですが、舞台の続編ってあるのかしら??

『青のミブロ』舞台化を記念して、原作の安田剛士先生が描き下ろしたという絵も飾ってありました。


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