遊和食 きときと

刺身(帆立、水ダコ、マス、シメサバ、炙り太刀魚)

千歳烏山の「きときと」です。
最近お亡くなりになった西田敏行さんが気に入って、いろんな俳優さんを連れて来てからなかなか予約が取れなくなり、そうこうしているうちにコロナ禍になったこともあって、何年ぶりだろう?という感じです。

今回のメンバーのほとんどの方が初きときとだったので、とりあえずはコース料理&飲み放題にしました。
ちなみに「きときと」とは、富山弁で「新鮮」という意味です。

もっちり豆乳豆腐
椎茸と海老しんじょの揚げ物
しらすと明太子のアヒージョ

まずは自家製の「もっちり豆乳豆腐」。
その名の通り衝撃的な食感で、初めて食べた時は豆腐と認識出来なかったくらいです。
そして、毎回作り方を聞くのに、べろべろになりすぎていつも覚えられない…ごめんなさい(笑)
「椎茸と海老しんじょの揚げ物」も美味しいのですが、これまた衝撃的だったのが「しらすと明太子のアヒージョ」
ナニこの美味しさ!!

飲み放題の日本酒は「亀齢」。
「鶴齢」なら知っているのですが…💧
広島県の亀齢酒造のお酒で、中生新千本を80%精米して造り上げた辛口純米だそうです。
ハートの冷酒器はカワイイし、錫の盃も冷えたお酒をキープしてくれ…る間もなく、ガバガバ飲んでしまいました(笑)

亀齢 辛口純米 八拾
ハートの冷酒器と錫のグラス
お酒の冷蔵庫
而今 特別純米 生

お酒の冷蔵庫の横の席なのがまずかった(笑)
「而今」が気になって仕方ない…
飲み放題の最中ですが、別会計で頼んでしまいました💧

「而今」は三重県名張市にある木屋正酒蔵のお酒です。
名張川の湧き水(水質は中軟水)と伊賀産の山田錦、更に伊賀盆地独特の恵まれた気候と風土によって造られた人気のブランド酒で、お値段高めのお酒の1つです。

而今という言葉には、「過去にも囚われず未来にも 囚われず、今をただ精一杯生きる」という意味があるそうです。

久しぶりに飲んだけど、やっぱり美味しい!
幸せだ~~~✨

刺身(帆立、水ダコ、マス、シメサバ、炙り太刀魚)
つみれと穴子天ぷらの汁物

本日のお刺身は帆立、水ダコ、マス、シメサバ、炙り太刀魚です。
その日の魚によっては、塩を練り込んだワサビを付けてくれる時もあります。
今日は普通にワサビと醤油。
「きときと」の名の通り、お刺身が美味しいんです!

「つみれと穴子天ぷらの汁物」に、めちゃくちゃ肉肉しい焼売に…1品1品に感動が止まらないです。

焼売
海老マヨ

海老マヨの海老はぷりっぷり!
ちょっとお腹が苦しくなって来ました…
でも、お酒は別腹(笑)
飲み放題メニューにじゃばら酒が!
ソーダ割りしかダメかと思ったらロックでもOKとのこと。

じゃばら酒をこのお店で飲んでから、お取り寄せしちゃうくらいハマリました!
じゃばら酒も色々な種類がありますが、この吉村秀雄商店のお酒が最高です。

じゃばら酒ロック
じゃばら酒

吉村秀雄商店は和歌山にある蔵元で、「車坂」や「日本城」といった日本酒を造っています。
“じゃばら”は紀伊半島の南東部にあり周囲を三重県と奈良県に囲まれた全国で唯一の飛び地の小さな村、北山村で年間約90tしか収穫されない稀少で貴重な幻の柑橘果実です。
柚子や酢橘のような柑橘で「邪(気)をはらう」ところからこの名前がつけられ、縁起が良いとされています。
最近では花粉症に効くということで有名になりました。
このお酒はかなり酸味が強いのと独特の苦みがあるのですが、飲んでいるうちに病みつきになってしまうのです(笑) 

あべ
屋守 おくのかみ

飲み放題はビールとかハイボールとかをチェイサー状態で頼んでいます。
私の周りはいつもオカシナ人がいっぱいです(笑)

飲み放題とは別オーダーが続きます。
「あべ」は新潟県柏崎市の阿部酒造のお酒です。
1804年から続く歴史ある蔵元ですが、6代目が「常に挑戦者であれ」という信念のもとに、新しいものを作りだしている蔵元です。

「屋守」は東京都東村山市の豊島屋酒造のお酒です。
こちらも約400年前に神田鎌倉河岸に出来た飲み屋が江戸時代に自ら醸造するようになり、江戸時代に今の東村山市に醸造所を作ったという歴史があります。

コース料理のラストです。
「豆腐と魚のアラの煮付け」と「梅と白身魚の土鍋ご飯」です。
美味しいんです。
土鍋ご飯のおこげは最高!
でも、かなりお腹がいっぱいです。
これで4000円/1人ですよ!!
信じられません…

豆腐と魚のアラの煮付け
梅と白身魚の土鍋ご飯

時間が遅いこともあって次の予約も無かったので、そのまま居残りさせていただきました。

冩樂 純米吟醸 おりがらみ
生ザーサイの浅漬け
からすみ

「冩樂」は福島県会津若松市の宮泉銘醸のお酒です。
純米吟醸 おりがらみ 生酒は酒造好適米「五百万石」を使用した、霜月から睦月に販売される冬のお酒です。

きときとで絶対注文するのが「生ザーサイの浅漬け」です。
ゴマ油の香りと塩胡椒のシンプルな味なのですが、なかなか生のザーサイを食べる事がないので、絶対外せません。
ここで店長からオススメの本日干し上がったばかりの「カラスミ」登場です。
メニューにはない隠れキャラです(笑)
声掛けられたら頼むしかないでしょ!

甍
久礼と九嶺

今日1番みんなのお気に入りだったのは「甍」です。
長野県の「大信州」の杜氏さんが独立し北安曇野郡松川村に作った甍酒蔵のお酒です。
今「いちばん新しい酒蔵」と言われています。
そもそも大信州が美味しいんだから、間違いない!
これは特別栽培米「ひとごごち」を使用した銀黒 生酒でした。
まだまだレアな銘柄のようです。

次は”くれ”の飲み比べ(笑)
「久礼」は高知県中土佐の西岡酒造のお酒で、高知県産米「吟の夢」と地下湧水、四万十川源流名水で造られたお酒です。

「九嶺」は広島県呉市の「雨後の月」で有名な相原酒造のお酒です。
これは山田錦を使用したお酒です。

白子ポン酢
蛤

お酒が美味しいと食もススムのか、料理が美味しいからお酒がススムのか…
両方揃っていれば暴飲暴食(笑)
このシーズンしか食べられない「白子ポン酢」は大好物です。
「蛤」は1人ずつに分けて提供してくださいました。
こういう気遣いも完璧です。

お腹いっぱい、もう無理!とか言っていたのに、「牛蒡の唐揚げ」を頼んだら…出て来た瞬間に消えました(笑)

牛蒡の唐揚げ
イチローズモルトのストレートとロックの飲み比べ

最後に「イチローズモルト」の飲み比べです。
ストレートとロックの飲み比べ。
ロックの方が飲みやすいのかと思いきや、意外と”尖る”
ストレートの方がマイルドで飲みやすかったです。

ちなみにイチローズモルトウイスキーは2008年に稼働した、埼玉県秩父市のベンチャーウイスキーで製造したジャパニーズウィスキーです。
ジャパニーズ・オークとも呼ばれるミズナラで発酵された豊かな風味と高い品質は、世界中のウイスキーファンから評価されています。

きときとはやっぱり最高なお店です!


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