三陸ジオパーク「大須賀海岸の鳴砂」です。
白く長い砂浜を見ると、熊野古道・伊勢路の七里御浜を思い出します。
約2㎞だそうですが、あの、延々と終わらない海岸を思えば可愛いものです(笑)
地獄(?)の七里御浜に興味がある方はこちらをどうぞ
⇒熊野古道・伊勢路を歩く PartⅣ 2日目
白い砂浜を踏みしめると、「キュッキュッ」という音が聞こえました。
まるで砂が鳴いているようなので、「鳴砂」と呼ばれています。
これは、石英粒が擦れる際の振動で音が出ると言われています。
大須賀の砂の中で光る鉱物は石英。
白色で陶器のかけらのような鉱物は長石です。
大須賀海岸の砂は、この2つの鉱物と細かく砕けた貝殻が多いため、全体的に白く見えるんだそうです。
鳴砂は砂粒の表面が汚れると音が出なくなるので、地元住民が綺麗な砂浜を保つために清掃活動を続けており、白浜海水浴場は2006(平成18)年に環境省指定の「快水浴場100選」にも選ばれています。
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