コルドバ歴史地区の観光です。
グアダルキビル川沿いでバスを降り、アルカサル通りを歩いてメスキータに向かいます。
最初に左手に見えたのが「キリスト教徒の王たちのアルカサル」です。
右手の川岸にあったのは「アルボラフィア」という水車です。
水車の向こうにはコルドバのローマ橋とカラオーラの塔が見えました。
ローマ橋の前に大きな門がありました。
メスキータの入口に向かって歩きます。
メスキータの隣にあったサンセバスチャン病院(Antiguo Hospital de San Sebastián)です。
あまりにも凄い門なので写真を撮ってしまいました。
まさか病院とは思わず…
カトリック系慈善病院で、1512年から1516年に建造された建物です。
現在ではコルドバ県の所有で、見本市、観光案内所などに使われているそうです。
メスキータの入口に向かって更に進みます。
メスキータの見学が終わると、メスキータの北側にある花の小路の散策です。
メスキータの北側にはユダヤ人街が広がっています。
メスキータの鐘楼の下に戻るために、小路を戻ります。
メスキータの北側の壁にある「ランタンの聖母(Virgen de los Faroles)」に気付きました。
この場所には元々、祭壇の前に住んでいた隣人ロドリゴ・ルビオの依頼によって、聖職者アントニオ・フェルナンデス・デ・カストロが制作した 祭壇と無原罪懐胎の聖体拝領の絵画がありました。
しかし、1927年11月の大火災で消失してしまったため、当時の市長ラファエル・クルス・コンデは、芸術家フリオ・ロメロ・デ・トーレスに、祭壇に置く新しい作品の制作を依頼しました。
聖母マリアのモデルには、スペイン系メキシコ人のカルメン・ガブシオ・サンチェス・マルモルが選ばれました。
下部には、櫛を持った女性と修道女が描かれ、その間には空の石棺と聖母被昇天に驚く使徒たちが描かれています。
オリジナルの絵画は、1936年に再火事を避けるために撤去され、代わりに画家の息子ラファエル・ロメロ・ペリセールが制作した絵画の複製が置かれることになり、オリジナルは現在、市内のフリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館に保存されています。
最初の祭壇を作ったルビオが、毎晩、周囲に飾った18個のランタンに灯火を灯していたため、ランタンの聖母と呼ばれています。
現在のランタンの数は11個だそうです。
少しだけ自由時間が出来たので、気になるアクセサリーショップがあったので、そちらに向かうことにしました。
フデリア通りからデアネス通りに入ると、狭い通りの両側にお店が並んでいました。
店内に入りきらないのか、壁にもびっしりと商品が並んでいました。
盗まれたりしないのか?と、ちょっと心配になりました(笑)
目的のシルバーアクセサリーのお店に着きました。
良い買い物は出来ましたが、集合時間ギリギリになってしまったのでメスキータの鐘楼まで走りました(笑)
コルドバの観光は終了です。
グラナダに向かいます。
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