グラン・エスカレーター(Escalera mecánica del Parque Recaredo)に乗って、丘の上に向かいます。
丘の上が世界遺産の古都トレドです。
高低差の大きいトレドの旧市街と、バス乗り場などがある下部のエリアを結ぶため、2000年に完成したそうです。
横に階段があって階段で上がっても良いと言われましたが、どこまで上がるのかわからないので、素直にエスカレーターに乗りました。
エスカレーターの上にあるのは県議会(Diputación Provincial de Toledo)です。
県議会の建物の横を通り、サンタ・レオカディア通りを進みました。
正面にあるのは、サンタ・レオカディア教会(Iglesia de Santa Leocadia)です。
トレドの宗教的記憶と建築の起源を語る貴重な物語が残る教会です。
サンタ・レオカディア教会の後陣の横にあったのは、サント・ドミンゴ・エル・アンティーグォ修道院(Convento de Santo Domingo El Antiguo)です。
エル・グレコの3つの祭壇画や彼の作品とされる格子扉や装飾が残されており、エル・グレコのお墓もあります。
ガルシラソ・デ・ラ・ベガ通りを更に進むとパディージャ広場(Plaza de Padilla)に出ました。
2015年に建立されたばかりの、フアン・デ・パディージャの像(Monumento a Juan de Padilla)がありました。
フアン・デ・パディージャ(Juan de Padilla)は、16世紀初頭のスペインで起きた「コムニダーデスの反乱(Comunidades de Castilla)」を率いたトレド出身の貴族であり、民主的自治を求めて戦った象徴的な革命指導者です。
サント トメ教会(Iglesia de Santo Tomé)を見学してから、サント・トメ通りをトレド大聖堂に向かって進みます。
サント・トメ通りは雑貨店やカフェなど色々なお店が並んでいて、クリスマスムードでした。
牛のぬいぐるみがかわいいのですが、こんなところで嵩張るものを買うのは躊躇われます。
しかもトラブルによって時間が押していたので、全く寄り道をさせて貰えない…
エル サルバドル教会(Iglesia de El Salvador)の前に出ました。
ここは4つの時代の建物が上に次々と建てられたという、非常に珍しい場所です。
トレドの地下には、ヘラクレスの洞窟や、アマドール・デ・ロス・リオス広場にあるローマ時代の浴場もがあります。
地下ツアーやナイトツアーもたくさんあり、トレドの隠された秘密を知ることも出来るそうです。
トレドだけで2日以上欲しいかもしれません。
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