アルカンタラ橋

タホ川

アルカンタラ橋(Puente de Alcántara)の横を通りました。

その起源はローマ時代で、イスラム勢力統治下のアルマンソール時代に再建されました。
中世の時代には、町へのアクセスを管理するため、商品や人々はこの橋を通り城壁内に入っていました。
西側には、半円形アーチの胸壁や銃眼のある要塞門があり、アーチの内側にはさらに馬蹄型アーチが設けられています。
聖イルデフォンソの像とカトリック両王の紋章もあります。

クリスマスシーズンにはライトアップされるそうで、橋の上にはライトが設置されていました。

アルカンタラ橋
アルカンタラ橋

橋の向こう、丘の上にあるのは「サン・セルヴァンド城(Castillo de San Servando)」で、11世紀に街を守る要塞として建てられたものだそうです。
現在はホテルとなっています。
サン・セルヴァンド城は長年にわたり城壁内に隠された財宝や、城塞に幽霊が出るという伝説の舞台となってきました。
そのため、神秘主義や超自然現象の愛好家を魅了する夜間ツアーが行われることもあるそうです。

サン・セルヴァンド城

タホ川沿いを走っていると「Molino del Vizconde de Palazuelo (Turbinas de Vargas)」という水力発電所もありました。
この川沿いにはハイキングコースも整備されているそうで、景勝地にはベンチなどもありました。
トレドだけをゆっくり観光する時間があれば…と思いました。

Molino del Vizconde de Palazuelo

タホ川を渡ってトレドが一望できるスポットへ向かいます。
ちなみに、このタホ川はテージョ川と名前を変え、ポルトガルのリスボンまで続いている、イベリア半島最長の川です。

タホ川

スペインツアーの旅行記はこちら⇒ゆっきー旅行記~スペイン編~


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