カプリ島・青の洞窟

青の洞窟

7時30分にホテルを出発し、マリーナへ向かいます。
昨日ちゃんと見れなかったシレナの噴水(Fontana della Sirena)も見れました。

シレナの噴水
ヌオーヴォ城

マリーナはヌオーヴォ城の横でした。
昨日停泊していた巨大な客船は既にいなくなっていました。

ナポリからカプリ島までは高速船で約40分です。

マリーナグランデ港に到着すると、桟橋から桟橋に移動してモーターボートに乗り換えます。
全員乗ったのを確認すると、すぐに出発です。
あっという間に陸が離れて行きます。

高速船
モーターボート
カプリ島

周りを見渡すと、何艘もの船が青の洞窟へ向かっています。
青の洞窟へ入る時間が少しでも早い方が良いので、ここで熾烈な戦いが繰り広げられています(笑)
午前中の方が波が低いのと、光の入り方がキレイだと言われているので、皆さん必死です。

カプリ島

モーターボートから小さいボートに乗り換えます。
これが少々揺れるので、落ちないかとドキドキです。
乗り換えると小さな入口の前で順番待ちし、1艘ずつ料金を払います。

青の洞窟の入口
青の洞窟の入口

決して起き上がらないよう注意を受け、全員寝そべった状態になります。
船頭さんが鎖を手繰って中に入ります。
波の高い冬期は入れる確率が低くなるというのも納得です。

洞窟内側に入ると奥行き54メートル高さ15メートルの空間が広がっていました。
奥まで進んでから入口に戻るよう向きを変えると…見事なブルーです!
船頭さんのテンションが高いです(笑)

青の洞窟

青の洞窟は舟からだけでなく陸から歩いて入ることも出来るそうなので、そちらも楽しそうです。

マリーナグランデに戻ってカプリ島の観光です。
小さなバスに乗って、うねうねの坂道をどんどん上がって行くのですが、道幅が狭いのでドライバーさんの運転テクニックが凄いです!

マリーナグランデ
マリーナグランデ

名物のリモンチェッロのお店「Limoncello Di Capri」に行って、お土産購入タイムです。
リモンチェッロの試飲もさせてもらえました。
イタリアの形のボトルに1つずつ手描きで絵が描かれており、思わず購入してしまいました。
1点1点絵が違うので、めちゃくちゃ吟味に時間がかかりました(笑)

Limoncello Di Capri
レモンチェッロ
リモンチェッロ

カプリ広場(Piazzetta di Capri)からアウグスト庭園までの散策です。
カプリ広場はウンベルトⅠ世広場(Piazza Umberto I)とも言われているようです。

カプリ広場 時計台
カプリ広場
グランド キジサーナ

5つ星ホテルのグランド キジサーナ(Grand Hotel Quisisana)がありました。
ここはトム・クルーズを始めとするハリウッドセレブなどの有名人御用達のホテルだそうです。

フェデリコ・セレナ通りという狭い通りを進むと庭園にぶつかり、右折してマッテオッティ通りを進みます。
庭園の向こうには回廊のある白い綺麗な修道院「Certosa di San Giacomo(Saint James’ Charterhouse)」が少しだけ見えました。
カルトゥージア(Carthusia)という香水専門店もありました。

フェデリコ・セレナ通り
庭園
カルトゥージア

アウグスト庭園(Giardini di Augusto)に着きました。
海が見える植物園と言われています。

アウグスト庭園
アウグスト庭園
アウグスト庭園
アウグスト庭園
アウグスト庭園

この庭園は、20世紀初頭にドイツの実業家フリードリヒ・アルフレッド・クルップがカプリ島に邸宅を建設するために造園されました。
当初は「クルップ庭園」という名称でしたが、1918年に「アウグスト庭園」と改名されたそうです。
ゼラニウム、ダリア、エニシダなどが咲いていました。

庭園の奥にある展望台に来ました。
ここからは3つの岩から成る奇岩群「ファラリオーニ」が見え、日時計がありました。

日時計
日時計の説明

カプリ島の日時計

日時計は、この島がローマ帝国にどれほど大きな影響を与えたかを思い起こさせるものです。
古代ローマの最も傑出した建築物の一つ、アウグストゥス帝がローマのカンポ・マルツィオに建造した「時計」にインスピレーションを得たものです。

日時計は、太陽の位置によって古代の法則に定められた時間の経過を測ります。
「Horologium(時分法)」に着想を得たこの時計は、太陽に捧げられており、オベリスクのような形のグノモンを備えています。
これは、島の人々がカプリ島の素晴らしい太陽に捧げたオマージュです。

ファラリオーニの説明

カプリ島のファラリオーニ

ファラリオーニは、長い年月をかけて海と天候によって形成された3つの大きな岩層で、それぞれ「ファラリオーネ ディ テッラ」または「ステラ」(高さ:111メートル)、「ファラリオーネ ディ メッツォ」(高さ:81メートル)、「ファラリオーネ ディ フオーリ」または「スコポロ」(高さ:105メートル)と呼ばれています。
アオトカゲ(Lacerta coerulea faraglionensis)は、後者にのみ生息しています。

文:GENTRO DOCUMENTALE L’S FOLA CATRI

つづら折りのクルップ通り(Via Krupp)の先にあるマリーナ・ピッコラ(Spiaggia di Marina Piccola)も見えました。
降りるのは良いですが、登ることは考えたくないです(笑)

クルップ通り
マリーナ・ピッコラ

カプリ広場に戻ります。
道中にレモンジュースやレモンシャーベットのお店がいくつもあり、惹かれます(笑)
あまりにも暑いので耐えきれなくなって、時間にも少し余裕があったのでシャーベットを食べてしまいました。
サッパリしていて美味しかったです!
生き返る~~~(笑)

Chiosco Tizzano di Natalia e Antonio Tizzano S.N.C.
レモンシャーベット

カプリ広場からケーブルカーでマリーナグランデへ戻ります。
乗車時間は約5分で、あっという間にマリーナまで下りてしまいました。

ケーブルカー

朝は慌ただしかったけれど、帰りはマリーナを見渡す余裕がありました。

マリーナグランデ
マリーナグランデ

カプリ島観光はあっという間でした。
また、高速船に乗ってナポリへ戻ります。

このSchweppesのレモンソーダが美味しくて、また買いたいと思ったのですが、カプリ島以降、見掛けることはありませんでした…

Schweppes レモンソーダ

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