ウンベルトⅠ世のガッレリアの向かいにはサン・カルロ劇場と王宮がありました。
かつてナポリ王位や両シチリア王位についていたブルボン家の王宮なのですが、スペイン王フェリペ3世は居城であるにもかかわらず、一度もここを訪れなかったそうです💧
プレビシート広場側がファザードだったのですが、反対側だったのでこれまた見れず…
ファザードには12世紀にナポリ王国を建国した際からの代々の王、ルッジェーロ2世、フェデリーコ2世(神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世)、カルロ1世、アルフォンソ1世(アラゴン王アルフォンソ5世)、カルロ2世(神聖ローマ皇帝カール5世)、カルロ3世(スペイン王カルロス3世)、ジョアッキーノ1世(ジョアシャン・ミュラ)、初代イタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世らの像があったそうなので、残念過ぎます😢
再びヌオーヴォ城にやって来ました。
今度は自分の座席側で、しかもぐるっと周囲を回ってくれ、更にお城の横に行ってくれたので良く見えました!
お城の周囲が工事中だったために予定していた道が通れなかったようで、ぐるぐる回ってしまったようです。
ある意味ラッキーでした。
ヌオーヴォ城はフランス・アンジュ ー家のナポリ王カルロ1世の命で、1282年にデッロー ヴォ城(卵城)とカプアーノ城との中間拠点として建てられました。
カルロ1世の孫ロベルト王時代、城にはボッカチオなど文学者や芸術家が多く訪れ栄華を極めました。
しかし1442年、アラゴン家アルフォンソ5 世がナポリ攻略で勝利し、ナポリ王アルフォンソ1世となると、ナポリ到着後ただちにヌオーヴォ城の全面改築を行ったために、その痕跡はほとんど残っていないそうです。
防御用の円塔5基を備えた堅牢な城は、その後16世紀初頭までナポリの重要な防衛拠点となりました。
ヴィットリアトンネル(Tunnel della Vittoria)を通り、サン・ジュゼッペ・ア・キアイア教会(Chiesa di San Giuseppe a Chiaia)などの車窓を楽しみながら、ポジリポの丘に向かいます。
ナポリ湾とヴェスヴィオ火山が見渡せる、ポジリポの丘に来ました。
展望台のような場所があるのかと思っていたのですが、普通に道路です(笑)
しかし、景色はめちゃくちゃ良かったです。
写真だけサクッと撮ってホテルに向かいます。
ホテルに向かう道中、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナというスタジアムや、工場、車両基地などが見えます。
そしてどんどん海から離れて行きます。
ナポリというので海に近い場所を想像していたのですが、ホテルはどんなところにあるのでしょう…💧
ナポリの街中は見所がたくさんあったのに、見学出来なかったのが残念です。
ヌォーヴォ城、卵城の他にも、国立考古学博物館、植物園など、行ってみたかったです。
ナポリ大聖堂にはフレスコ画も多く残っているそうです。
フニコラーレというケーブルカーもあったりするので、ナポリだけで数日は必要かもしれません。
「ナポリ歴史地区」は1995年に世界文化遺産に登録されています。
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