早めにホテルにチェックインすると、本日最後の知床五湖ツアーに間に合うというので申し込みました!
ホテルからネイチャーガイドさんが送迎してくれ、道中にエゾシカがいると止まってドアを開けてくれたりしました。
間近で見れるのは嬉しいのですが…ちょっとこの辺りのエゾシカは警戒感が無く、人に慣れ過ぎているように感じてしまいました。
キタキツネもいたのですが、こちらは動きが早すぎて写真は撮れませんでした😢
知床五湖に到着すると、まずはフィールドセンターでレクチャーを受けます。
これは知床五湖を観光するにあたってのマナーを知り、ルールを守るためであり、ヒグマに遭遇する危険性もあることから義務付けられています。
もしルール違反をして事故が起こってしまったら…想像も出来ないような損失が発生します。
世界遺産を守るためにも、ルールは守りましょう!
知床五湖探勝歩道は1周約3.0㎞、ゆっくり歩いて約90分です。
さっそく散策路の入口にヒグマ注意の看板が…
しかも出没したばかりのようで、三~五湖には行けないとの事。
残念😢
一湖と二湖だけであれば40分、一湖だけなら20分のコースになります。
今回は二湖まで行きます!
ネイチャーガイドさんの案内でまずは一湖へ向かいます。
アカゲラの巣やエゾシカに皮を食べられて枯れた木など、案内が無ければ気付かないこともたくさんあるので、ガイドさんは大事です。
このガイドさん、冬は流氷の上を歩くツアーのガイドをしているそうです。
網走に来た時におーろら号に乗って流氷クルーズはしたことがあるのですが、次は流氷の上を歩いてみたいと思いました。
ガイドさんが花の説明もしてくれました。
ミミコウモリ、シロバナミゾソバ、ハンゴウソウが咲いていました。
葉の基部が耳状で、葉の形がコウモリに似るところからミミコウモリと呼ばれているそうですが、エゾコウモリという別名もあるそうです。
「エゾ」が付くと北海道でしか見れないんだな!という気持ちになってテンションも上がり、ウキウキなのですが…
1つ失敗したのは虫よけスプレーを忘れたこと。
何故か凄い勘違いをしていて、北海道は涼しい⇒蚊がいないと思い込んでいたのです。
普通に暑いし、こんなヤブみたいなところなので蚊がいっぱいいます。
洋服の上からもお構いなしにボッコボコにされました😫
散策ルートの変更を知らせる看板がありました。
高架木道が出来た事によって、来年(2011年)から今歩いている一湖から二湖を周るコースの半分が無くなるようです。
一湖に地上から近付けなくなるイメージですかね。
貴重なタイミングで来れて良かったです。
二湖の撮影ポイントに到着しました。
湖面に知床連山がキレイに映っています。
思わずカメラを逆さまにしてみました(笑)
エゾシカが草を食べていました。
もう普通にいっぱいいすぎて、段々感動も薄れつつあります(笑)
子供がキューキューと鳴いていました。
後にも先にもこの声しか聞けなかったので、動画で録っておけば良かったと後悔しました。
ヒグマの爪痕がくっきりと残る木もありました😱
三~五湖に行けなかったために時間が余ったので、高架木道へ行くことになりました。
高架木道は笹の原っぱの中に続いており、よーく見ると笹薮のあちこちにエゾシカがいました。
たまにヒグマもいるそうなので、出来ればヒグマを見てみたいとキョロキョロしてしまいました(笑)
高架木道の第一展望台まで来ると、遠くに一湖が見えて来ました。
ここまでが2009年に出来た部分です。
ここから先、一湖の展望台が4月に出来たばかりの部分になります。
2011年からはこの高架木道の先が、地上遊歩道の出口になるようです。
一湖展望台に到着です。
一湖の向こうに知床連山が広がり、最高の撮影ポイントです。
個人的には二湖のポイントの方が好きですが…
これで知床五湖ツアーは終了です。
行けなかった部分もあったので、またリベンジしに来たいと思いました!
帰りにもエゾシカの親子に遭遇しました。
角…しかも立派な角を持った鹿を見たのは、これが最初で最後でした。
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