由布島

水牛車のりば

西表島から水牛車に乗って由布島(ゆぶじま)に渡ります。
由布島は海流によって堆積した砂で出来た周囲約2kmの島で、ゆっくり歩いても1時間で1周出来てしまう、小さな島です。
かつては住人がいたそうですが、1969年の台風で壊滅的な被害を受け、ほとんどの人が島外に移住してしまったそうです。
それでもなお、人が戻って来ることを信じて残った人が植え続けた植物のおかげで、1981年に島全体を亜熱帯植物園として開園し、現在に至っています。

水牛車のりば
由布島へ渡る水牛車
由布島へ渡る水牛車

西表島と由布島の間の海は満潮時でも水深1m程度なので、電柱も並んでいます。
その並んだ電柱に沿って由布島へ向かってゆっくり出発です。
牛車の天井には涙そうそうなど、沖縄の歌の歌詞が貼られており、ガイドさんが三線で歌ってくれました。
他にも西表島や由布島の説明をしてくれます。
約15分の道中ですが、牛さんは大用を足したりと自由な感じです(笑)

由布島へ渡る牛車に貼られた涙そうそうの歌詞
由布島へ渡る牛車に貼られた歌詞
由布島の入口
由布島施設案内図

由布島に着くと待合所で島の説明を受け、自由行動です。
案内所には由布島の水牛「大五郎一家」の家系図などがあり、しばらく行くと水牛の碑もありました。
由布島の水牛の始祖、大五郎と花子に敬意を表して建てられた石碑だそうです。
水牛は由布島に元からいたわけではなく、1930年代に台湾から移住して来た人が連れて来たんだそうです。

水牛の碑
大五郎一家の家系図
大五郎の角

亜熱帯の植物がたくさんありました。
聞いたことのない名前の花もたくさんありました。
…が、直前に来た台風のせいで、ほとんどの花が散ってしまった状態だそうで、本当はもっとカラフルなんだそうです。
残念…

ピンクのハイビスカス
ピンクのハイビスカス
アリアケカズラ
アリアケカズラ
マツバボタン
マツバボタン
ゼフィランサス
ゼフィランサス
赤いハイビスカス
赤いハイビスカス
ショウジョウソウ
ショウジョウソウ

花だけでなく、木も見た事のないものばかり…

テリハボク
テリハボク
タビビトノキ
タビビトノキ
島南洋杉(シマナンヨウスギ)
島南洋杉(シマナンヨウスギ)

ブーゲンビレア・ガーデンに来ました。
ここは温室で台風の影響が無かったためか、色とりどりな花が咲き乱れていました。

ところで…ブーゲンビレア? ブーゲンビリア??
どちらが正解なんでしょう(笑)

ブーゲンビレア・ガーデン
ブーゲンビレア
色とりどりのブーゲンビレア

蝶々園です。
オオゴマダラ、ベニモンアゲハ、ツマベニチョウ、リュウキュウアサギマダラなどの蝶がいるそうなのですが、写真を撮れたのはリュウキュウアサギマダラだけでした😢

蝶々園
リュウキュウアサギマダラの説明
リュウキュウアサギマダラ
ベニモンアゲハの説明
山丹花(サンタンカ)
ツマベニチョウの説明
実がぶら下がったヤシの木
トックリヤシモドキ
トックリヤシモドキ
キフクリンアカリファ
キフクリンアカリファ

温室を出ると、また熱帯植物園の島内を歩きます。
人が住んでいた時の小中学校の跡地などもありました。
もはやジャングルでしたが…

亜熱帯植物園
マンタの浜

マンタの浜に行って、ほぼ1周終了です。

水牛車の乗り場に戻り、西表島へ戻ります。


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