AIG OPEN TENNIS 2008

ビクトル・トロイツキ、アンディ・ロディック

本日は有明コロシアムで開催の「AIG OPEN TENNIS 2008」に観戦に来ました!
大会5日目の男女共に準々決勝です。
プロの試合を観るのは初めてだし、有明コロシアムも初めてです。
センターコート(コロシアム)の周囲に色々お店も出ていますが、第一試合が10:00開始なので寄り道している時間が無かったです。

センターコートでは本日5試合が予定されています。
観たかったウォズニアッキとロディックの試合があるので楽しみです♪

キャロライン・ウォズニアッキ
タマリネ・タナスガーン

第一試合は第1シードのキャロライン・ウォズニアッキと、第7シードのタマリネ・タナスガーンです。

結果は6-4、6-1でウォズニアッキの勝利です。

ダビド・フェレール
ファンマルティン・デルポトロ

第二試合は第1シードのダビド・フェレールと、第5シードのファンマルティン・デルポトロです。

結果は6-1、7-5でデルポトロの勝利です。

前年覇者で第1シードのフェレールと、第5シードの新鋭デルポトロ。この準々決勝は注目の一戦だった。しかし、立ち上がりからフェレールの調子が上がらない。第1ゲームは40−0から挽回を許し、サービスダウン。その後もミスが目立ち、リズムに乗れない。このセットは全46ポイントのうち、わずか17ポイントしかものにできなかった。

だが、第2セットは別の試合を見るようだった。第2ゲーム、6度のデュースの末にサーブをキープするとフェレールが生き返った。足を使い、攻撃的なショットを連発する。守勢に回ることが多くなったデルポトロだが、簡単にはポイントを失わない。堅実なグラウンドストロークでフェレールの攻めをしのぐと、目の覚めるようなカウンターパンチを見舞う。198センチの長身を生かして高い打点から放つフォアハンド、ここというときのビッグサーブ、とスケールの大きなテニスを披露する。第1セットとはうって変わって、デュースにもつれるゲームが増えた。第8ゲームでデルポトロがブレークすると、フェレールもすぐにブレークバックするスリリングな展開。しかし、5−6で迎えたサービスゲームでフェレールはとうとう力尽きた。

第1シードの準々決勝敗退。しかし、今季の両選手の勢いを見れば、これは意外な結果ではない。7月にシュツットガルト(ドイツ)でツアー初優勝を飾ったデルポトロは、ここから出場4大会連続優勝を果たす。9月23日に20歳の誕生日を迎えた若者は、今や次代のナンバーワン候補だ。「僕も最近では一番のプレーができたが、今日は彼がとてもよかった。自信を持ってプレーしているように見えるね」と、フェレールも相手を称えるしかなかった。「メンタル面をはじめ、いろいろな面で向上している」と急成長の原因を分析するデルポトロ。全米オープンで錦織圭を破った男として日本のファンに名前を売ったデルポトロが、今大会の優勝争いでも主役に躍り出た。

キャロライン・ウォズニアッキ

試合の合間にお昼ご飯を買いに入口の方に行ったら、ウォズニアッキがサイン会をしていました!
既に並ぶのを締め切られていたので横から見るだけでしたが、めちゃくちゃ可愛かったです。
身長も高い!

こんなサイン会があるって知っていたら…無念。

リシャール・ガスケ、ライナー・シュットラー
リシャール・ガスケ

第三試合は第4シードのリシャール・ガスケと、第12シードのライナー・シュットラーの試合です。

結果は6-3、6-2でガスケの勝利です。

昨日、錦織相手に格の違いを見せつけたガスケが準々決勝第2試合に登場、03年の覇者シュットラーと対戦した。3度目の対戦となる両者。昨年のAIGオープン3回戦ではガスケが勝ったが、先週の中国オープンではシュットラーが雪辱を果たしている。試合はガスケが終始、主導権を握る。シュットラーに反撃のチャンスすら与えない磐石の試合運びを見せた。

第1セットはワンブレークアップで6−3。第2セットは2ブレークアップの6−2。自らのサービスゲームでは相手に2ポイント以上許さない。ストローク戦で何とかペースをつかみたいシュットラーだが、ガスケの早い仕掛けが考える余裕を与えない。ネットプレー、ベースラインからのハードヒット、すべてにおいて完璧なガスケのプレーにスタンドからは感嘆の声がもれた。試合時間はわずか59分。昨日の3回戦と同じく1時間以内での圧勝劇だった。

2回戦のスラナー戦、3回戦の錦織戦に続いてこの日もストレート勝ち。今大会は非常に調子が良さそうだ。「有明のコートは僕に合っていると思う。2試合こなすうちに自信も出てきた。サーブの調子もいいしね」と試合後のガスケ。次の相手、デルポトロについては「背が高くてサーブもストロークも強い選手。難しい試合になるだろうが、攻撃的にプレーして勝利をつかみたい」と語った。コートの特徴を十分に理解し、状況に応じたプレーは貫禄さえ感じさせる。「優勝への自信は?」との質問に対して「準決勝に勝つ事が先決だが、優勝への自信はある」と答えた。頂点まであと2勝。ガスケの目が優勝へと向き始めた。

ビクトル・トロイツキ、アンディ・ロディック
ビクトル・トロイツキ、アンディ・ロディック

第四試合はビクトル・トロイツキと、第2シードのアンディ・ロディックの試合です。

楽しみに待っていた試合ですが、少々疲れて来ました(苦笑)

アンディ・ロディック
アンディ・ロディック

結果は6-3、6-4でロディックの勝利です。

本当にサーブのスピードが速すぎてびっくり!
このスピードを生で観れただけで来れて良かったです。
サイン貰っている人が羨ましい…

初出場の第2シード、ロディックが試合を重ねて調子を上げてきた。「体がうまく動かなかった」という1日の初戦は、世界ランク102位のミナル(チェコ)を相手に3セットともタイブレークにもつれる大接戦。前日の3回戦でも第1セットはタイブレークに持ち込まれた。この日のトロイツキとは今季、2度対戦して1勝1敗。全米直前のワシントンの大会では第1セットを6−0で取りながら逆転負けを喫した、やりにくい相手のはずだったが、終始、主導権を握って簡単に退けた。

「この大会で一番いいプレーができた」とロディックは納得の表情。サービスエースは7本。2〜3回戦の2試合でエース57本を奪った威力、切れはなかったが、足がよく動いて、相手が得意なはずのストローク戦を制した。「ベースラインでうまくプレーできた。ストロークの感じがとても良かった」。前週の北京は有明と比べ、コートが遅めで、ボールは少し軽い感じだった。「合わせるのが難しかったが、それができてきた」。球足の速い有明のコートだけに、適応できればロディックのサーブ、ストロークが威力を発揮するサーフェスだ。

北京の大会で今季3勝目を挙げた。好調を持続して有明に乗り込んで来た。「2回戦は、体調、精神面で、週末までプレーした影響があったが、もう大丈夫」。全米を制した2003年に来日するはずが、直前の故障で欠場した。6年越しで実現した大会出場。第1シードのフェレール(スペイン)が敗れた今、元世界ナンバー1のロディックが主役の座にいるのは間違いない。

トーマス・ベルディハ、フェルナンド・ゴンザレス
トーマス・ベルディハ、フェルナンド・ゴンザレス

第五試合は第9シードのトーマス・ベルディハと、第3シードのフェルナンド・ゴンザレスの試合です。

結果は6-0、6-4でベルディハの勝利です。

森田あゆみ&中村藍子
森田あゆみ&中村藍子

外に出ると、第2コートで森田 あゆみ&中村 藍子とバニア・キング&孫甜甜の試合がまだ続いていました!

センターコートの大きさに比べたら小さいこと…
こんなに間近で観れるなんて!

結果は7-5、6-2で森田&中村の勝利です。

大金星だった。第2シードのキング/孫に7-5,6-2。日本人ペアの決勝進出は02年の浅越しのぶ/宮城ナナ以来6年ぶりとなる。試合後の会見で「相手に仕掛けられる前に仕掛けようと思った」と森田。「ミスを恐れることなく積極的にプレーするよう心掛けた」と中村。攻撃的なプレーへの意識が2人を決勝へ導いた。

決勝の相手はジル・クレーバス(米国)とマリーナ・エラコビッチ(ニュージーランド)のペア。「ここまでは自分たちのプレーができている。明日は緊張するかもしれないが、雰囲気を楽しんで勝ちにいきたい」と中村が勝利への意欲を見せれば、森田は「ダブルスもシングルスと同じ位、自分にとっては重要なタイトル。ダブルスでの決勝進出は(07年10月のバンコク以来)2度目なのだが、前回は食あたりで決勝をプレー出来なかったので今回は気をつけたい」と語り、報道陣を笑わせた。明日は思い切ったプレーで栄冠を手にしてくれると期待しよう。

森田あゆみ&中村藍子

試合のあと、入口で中村藍子さんにサインを貰えました!
ラッキーです☆

AIG OPEN 2008 公式プログラム

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

優勝
 男子:トーマス・ベルディハ
 女子:キャロライン・ウォズニアッキ


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