城岩七岩・峯の浦遺跡

砦岩・冑岩

垂水不動尊にお参りしたので、城岩七岩へ歩くことにしました。
垂水遺跡やこの城岩七岩を含めた裏山寺(峯の浦)と呼ばれる一帯がハイキングコースになっています。
所要時間は1時間半とのこと。

垂水不動尊から戻って、分岐を城岩七岩の方へ進みます。

山寺千手院散歩道の案内板
烏帽子岩
馬場跡

すぐに烏帽子岩がありました。
新緑で岩が見えないです(笑)
その先には馬場跡。
あれ?
案内板からすると城岩七岩を通り抜けた後にあるのかと思っていました。
そして、この先に城岩七岩とのこと。
烏帽子岩は七岩にカウントされていないんでした。

城岩七岩の説明がありました。
弓張岩、盾岩、猿岩、鏡岩、塩岩、砦岩、冑岩の七岩があるのですが…
この説明を読むと、どうやら下から見た方が良かったのではないかと💧
というより、山寺千手院に向かう時に見えていたはずなので、見逃したことが悔やまれます。

城岩七岩の説明

弓張岩と盾岩。
盾岩?楯岩??
案内の字が2パターンあり、どちらが正しいのか不明(笑)
岩の先端まで行けるようなのですが、チキンなので行きません(笑)
高所恐怖症というわけではないのですが、柵とか無いのは苦手です。
しかも一人で誰もいないので、もし万が一…って時に助けも呼べないのも不安でしかないのです💧

弓張岩・楯岩
弓張岩

盾岩

猿岩と鏡岩。
鏡岩は先端まで行けないようになっていました。

猿岩
鏡岩
砦岩・冑岩

砦岩と冑岩。
あれ?
塩岩を見落としてしまったようです。

ツクバネウツギとヤマツツジが咲いていました。

ツクバネウツギ
ヤマツツジ

修験場の案内がありましたがどこだかわからず、少し進むと毘沙門天岩がありました。

修験場と山寺駅への道標
毘沙門天岩

毘沙門天岩の裏に修験道跡がありました。
この辺りから峯の浦遺跡です。
正面の屏風のような大きな岩は迫力がありました。
説明を読むと先程の毘沙門天岩の左に男岩、更に奥に女岩があったようですが、全く気付きませんでした。

ちょっと広場の中に入ってみようと思えない、不思議な空気が流れていました。
誰かいれば入れたかもしれません。

胎内くぐりができる場所もあったようですが、これも一人では心細く…
結局のところ見つけられなかったんですけどね💧

修験場跡・毘沙門天岩の説明

この辺りは完全に笹薮です。
5月初なのですっかり油断していて虫除けスプレーを持っていなかったので、ボッコボコにされました。
しかも蚊ではなく蚋です😢

笹薮

洞窟の中に崩れた五輪塔がありました。
崩れすぎてほとんど見えない状態になっていました。
笹薮で心折れてしまったので、中を覗きに行くなんて考えることすら出来ませんでした。

五輪塔窟・本院跡の説明
五輪塔窟

案内板にはありませんでしたが、薬師堂跡がありました。

薬師堂跡
峯の浦遺跡 石塔
本坊台座石

杉林を抜けると本院跡がありました。
本坊台座石もありました。

ここにはかつて峯の浦本院と呼ばれる阿弥陀堂があり、ここが山寺発祥の地ではないかという言い伝えがあったそうです。
平成22年から3年かけて行われた発掘調査で、仏具どころか土器も出土し、ここが縄文後期から江戸時代後期までの長い間の遺跡であることが立証されたそうです。
凄い場所のはずなのに、あまり知られていないことにびっくりです。

峯の浦本院の説明
本院跡
峯の浦ハイキングコース

途中、木が倒れているところなどもあり、思った以上に歩くのに時間がかかっています。
しかも全く誰もいないので、かなり不安感に襲われています。
立石寺の参拝時間もあるし、なんとなく陽が落ちて来たような気がしたりと焦りもあるのですが、慎重に歩かないと危険ですね。
焦ってちょっと足を捻りました😢

落ち着いてみれば、新緑のキレイな気持ちの良いハイキングコースなんですけどね(笑)

牛頭天王・神母女天の碑です。
2つあるそうなのですが、笹薮で1つがかろうじて見える程度でした。

牛頭天王・神母女天の説明
牛頭天王・神母女天の碑

平岩の案内板と、十八夜塔がありました。
ここが霊域の入口で、ハイキングコースの終わりです。

平岩の説明
十八夜塔

出口には門があって、一瞬、鍵がかかっていて出れなかったらどうしようかと思いました(笑)
ずっと人に会わなかったことで不安感しかなくなっていました💧
しかも、出口から外に出ると山寺霊園の奥でした。
これ、もっと暗くなっていたら泣くかもしれません(笑)

凄く時間がかかったようですが、山寺千手院の鳥居からここまで1時間15分でした。

山寺霊園

立石寺に向かって歩く途中、願観音像がありました。
無事に歩いて来れたお礼を言って立石寺へ向かいます!

願観音像

*** 広告 ***

先頭に戻る