あぶり餅

あぶり餅

よく京都が舞台の2時間ドラマに出て来て、気になっていたあぶり餅を食べに来ました。
今宮神社の東門を出た参道の右手に「あぶり餅 本家 根元 かざりや」、左手に「あぶり餅 一和(一文字屋 和輔)」があります。

あぶり餅の歴史は驚くほど古く、初代一文字和助が、香隆寺という寺の名物だった勝餅を今宮神社の神殿に供えたのが始まりと言われています。
「あぶり餅 一和(一文字屋 和輔)」は平安時代の天保2年(1000年)、「あぶり餅 本家 根元 かざりや」は江戸時代の寛永14年(1637年)の創業で、日本でも最古の和菓子屋さんとして有名だそうです。

今宮神社 東門参道

微妙に味が違うので食べ比べしても…なんて書き込みもあるので、両方食べようと意気込んで行ってみました。
まずは…と、「あぶり餅 一和(一文字屋 和輔)」さんへ。

中のお座敷の席もあったのですが、ストーブもあったので、せっかくなら雪を見ながら食べようと道に面した席へを選びました。

あぶり餅

正直なところ、あぶり餅とは何ぞや?
全くの予備知識0で行きました。

あぶり餅は、きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺し、炭火であぶったあとに白味噌のタレをぬった餅菓子、または串に刺してあぶったおかきや煎餅のことで、今宮神社では厄除けのお菓子とされたそうです。

まさか”お菓子”のくくりだったとは!

一皿11本ですが、あっという間にペロリです。
白味噌のタレとのことですが、生姜も入っていたように思います。
温かいお茶が、冷え切った体に染み渡りました…
*炙っているところは手元であれば撮影可でした。

餅を炭火で炙っているところ

食べ比べする気満々だったのですが…いつもは大行列で2時間並ぶことも!なんてクチコミもあったのですが、この日は雪だったせいか両店舗ともガラガラ。
かざりやさんからハシゴして来た人がいたのですが、あまりにも目立っており、小心者の私は断念しました。
2時間待ちは嫌ですが、バレない程度に適度に混んでいて欲しかったです(笑)
とりあえず、念願叶って大満足です。


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